Skip to main content
2026年6月23日22時30分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

2017年6月19日12時59分 執筆者 : 川口一彦
  • ツイート
印刷
関連タグ:景教川口一彦
シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

5月11~12日。車外からは4千メートル級の天山山脈が雄大に見えた。その裾野に広がる草原にはタンポポの花が咲き誇っていた。白樺林が立ち並ぶ主要道路を西に向かい到着したところはチョルポンアタであった。そこには、たくさんの大小の岩が点在し、これらが山頂から転がった自然石で、幾つかの石には絵が描かれ文字が彫られていた。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

近くには船着き場があり、一行は観光船に乗り込んでイシク・クル湖を周遊した。港から離れて船から高山を眺めると大変な絶景に驚きを禁じ得なかった。恐らくこれらはノアの時代の大洪水で起きたとも考えられる。深い海を眺めると、どこまで深いか分からないほど怖さを覚えた。黙示録21章の新天新地には海がなく、恐怖もないのだ。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

さらに一行はアクベクム遺跡に向かった。そこは古代東方教会の礼拝場があった場所である。この地はシルクロードの交差点として多くの民族やソグド商人たちも行き交う国際都市であったという。この地域には中国人居住区や仏教徒たちの住居もあった。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

この地からさまざまな遺跡が発見され、中国の史書『隋書』『新唐書』の康国伝に砕葉と表記されているもので、629年に中国を出た玄奘はこの地で突厥の王から歓迎を受け、ここを通ってインドに向かったが、彼の『大唐西域記』(巻1の7)には素葉水城(スーヤブ)と記した地名がある。

この地で日本の発掘調査団がロシア・スラヴ大学との共同調査で墓誌を発見して、スーヤブがこの地であることが分かった。7世紀ごろに中国唐がこの地に軍事拠点である「砕葉鎮城」を築いたことが『旧唐書』に記されているのと一致した。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

写真の拓本は、帝京大学文化財研究所の発掘調査団によるもので、文字が欠けているものの「砕葉鎮」と見える。この石碑は杜懐寶碑といわれている。他に唐代の銅銭「開元通宝」や8世紀ごろのソグド文字貨幣も発見された。

7世紀から8世紀に設立されたといわれる古代東方教会の活動が、この地にも盛んになされていたことの証しとして、十字形で建てられていた土台の会堂遺跡があり、聖書や壁画も発見されたといわれている。私たちがこの地を訪問すると帝京大学文化財研究所の団員がドローンを使って発掘調査をしていて、いろいろな遺跡発掘調査結果や説明を聞くことができ、大きな収穫を得た。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

私たちはここから少し車で移動して世界遺産のバラサグン遺跡、ブラナ塔、小さな博物館を見学した。この地には王国が築かれていたともいわれ、中央アジア一帯にみられる石人像がたくさんあった。小さな博物館に入ると数点のシリア文字で刻された十字墓石や多くの十字徽章も展示され、景教碑の文字のない上部分が置かれてあり、初めて文字のない碑に接し、どうしてここにこのような碑があるかに興味が湧いた。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)
シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

いよいよキルギスを発つ時間が近づき、最後の歓迎食事会後にお土産として、キルギス訳の聖書を頂いて大変感動した。そして滞在中のおもてなしに心よりの感謝をささげた。中央アジア研究所所長のチェ宣教師ら一行には大変親しくしていただきお世話になった。この恵みはすべて主にある恵みであったことを忘れないだろうし、またゆっくり見たいのでもう1度興味を持たれる多くの方々と訪問する機会を祈った。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

お別れが近づき、ハグや握手で別れた。私と通訳者のファン宣教師は旅行会社の信徒の方が運転する車で、空港へと向かった。その空港の検疫所ではハプニングが起きたが、万事を導き支えてくださった主なる神様に感謝をささげ、帰途に着くことができた。

シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(3)

<<前回へ

◇

川口一彦

川口一彦

(かわぐち・かずひこ)

愛知福音キリスト教会(日曜と火曜集会)ならびに名古屋北福音キリスト教会(水曜集会)の宣教牧師。フェイスブックで「景教の研究・川口」を開設。「漢字と聖書と福音」「仏教とキリスト教の違い」などを主題に出張講演も行う。書家でもあり、聖書の言葉を筆文字で書いての宣教に使命がある。大学や県立病院、各地の書道教室で書を教えている。基督教教育学博士。東海聖句書道会会員、書道団体以文会監事。古代シリア語研究者で日本景教研究会代表。特に、唐代中国に伝わった東方景教を紹介している。著書に『景教—東回りの古代キリスト教・景教とその波及—』など。

関連タグ:景教川口一彦
  • ツイート

関連記事

  • シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(2)

  • シルクロード&バイブルロードの中継点 中央アジア・キルギス見聞録(1)

  • 温故知神—福音は東方世界へ(55)景教小事典⑩中国唐代に景教が中国全土で栄えた理由 川口一彦

  • 温故知神—福音は東方世界へ(44)シルクロードと日本① 川口一彦

  • 温故知神—福音は東方世界へ(39)日本に景教を紹介した人物たち・その1 川口一彦

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 拉致、性暴力、強制結婚… ナイジェリアの女性・少女たちが直面する「恐るべき」苦難

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • ワールドミッションレポート(6月20日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師①

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月18日):チュニジア 最も身近な者たちから受ける見えない迫害

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.