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この人に聞く(30)「フルートで福音の感動を伝えたい」 北方勝也さん&奈津子さん夫妻インタビュー

2017年4月18日20時48分
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この人に聞く(29)「フルートで福音の感動を伝えたい」 北方勝也&奈津子さん夫妻インタビュー+
北方勝也さんと奈津子さん=4月6日、神奈川県川崎市で

音楽で復興支援を

「J-Symphonie」(ジェー・サンフォニー)というデュオをご存じだろうか。ギタリストの長佑樹(おさ・ゆうき)さんと共にフルートを演奏している北方奈津子さん、そしてその活動をマネージャーとして支えている夫の勝也さんに話を聞いた。

2人は今、音楽による復興支援に取り組んでいる。音楽は不思議な力を持っている。誰でも楽しめ、感動を伝えることができる。そして、それが福音の切り口となるのだ。

現在は、各地でチャリティーコンサートを開き、次に東北へ届けるための支援金を集め、訪問時にささげている。「また来てくれたと、被災者の方にとても喜んでもらえます。被災者の方々にとっては、忘れられることはつらいことの1つなのです」と奈津子さん。

勝也さんも言う。「東北と都会は教会が違いますね。都会ではまず、『どこの教団に所属しているか』と聞かれます。しかし東北では、少数のクリスチャン同士が、相手が大切にしていることを尊重しながらつながっています。そのようにして福音に生きる姿が証しになるのではないでしょうか」

今後は東北だけでなく、熊本など他の被災地でも自分たちの音楽を広げていきたいと2人は語った。

祝福という名の音楽教室

2人は自宅の一室を開放してミルトス・フルート音楽教室を運営している。「最初は大手の音楽教室でフルート講師を務めていましたが、そのうち自分でレッスンできればもっといいなと思っていたんです」と奈津子さん。

やがてその思いは実現し、だんだんと生徒数も増えていった。ミルトスとは、聖書に登場する植物の名前で、「祝福の木」とも呼ばれる。「ミルトスが生える。これは、主に対する記念となり、しるしとなる」(イザヤ55:13)

この人に聞く(29)「フルートで福音の感動を伝えたい」 北方勝也&奈津子さん夫妻インタビュー
フルート講師を務める奈津子さん

現在、中学1年から70代まで、15人ほどの生徒がレッスンに通っている。長さんやチェンバロ・ピアノの佐藤徳子さんなども講師となり、勝也さんがマネージャーとしてそれを支える。また奈津子さんは6年前から、近くの小学校で音楽科の講師も務めている。

意味のあるものとして造られた

奈津子さんは長崎県出身。カトリックの幼稚園に通っていた。「小さな頃から神様といえばイエス様でした」

しかし、小中学校時代は公立校に通い、家も仏壇のある家庭だったので、大学を卒業するまでは神様と無縁の生活を送った。

高校の勉強で挫折を味わったため、「好きな音楽なら頑張れる」と思って音大に入ったが、「この瞬間、音楽で勝負しなければならない」という日々に追われ、卒業してからも決して心は平安ではなかったという。

奈津子さんはある時、バッハの「マタイ受難曲」を演奏する機会があった。「私はイエス様の話は人より分かっている」と考えていたが、「実際は全然、聖書を分かっていませんでした。十字架にかけられて死んでいったイエスのことが分かっていなかったのです」

そんな時、全くキリスト教と関係のなかった大学時代の友人に三浦綾子の自伝『道ありき』を勧められて読んだ。「三浦さんが、聖書を読んだことで生き方が変えられたということが心に残りました」

友人が偶然近所で見つけたという教会を紹介してくれた。東生田キリスト教会だ(現在は、日本福音キリスト教会連合生田丘の上キリスト教会、神奈川県川崎市)。

「私はもともとセルフイメージが低く、その時は自分の存在意義を見失いつつありました。そんな時、全知全能の神様が私を意味のあるものとして造られたということに気付かされたのです。ここに望みがある。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない』(ヘブル13:5、新改訳)という御言葉を信じ、あとは神様に責任を取っていただこうと思って(笑い)、洗礼を受ける決心をしました」

「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます」(ピリピ4:19、新改訳)。奈津子さんが好きな聖句だ。

わが魂よ。なぜうなだれているのか

奈津子さんが勝也さんと知り合ったのは19年前。勝也さんは当時、教材販売会社に勤めていたが、勝也さんの担当している小学校に奈津子さんが鍵盤ハーモニカの導入講習に行くことになり、勝也さんが最寄り駅まで奈津子さんを迎えに行ったのが2人の最初の出会いだった。

実は勝也さんは離婚を経験しており、その後、仕事で顔を合わす奈津子さんにいろいろと相談するようになった。奈津子さんは勝也さんを見て、「このままでは魂が死んでしまう」と心の中で感じたという。いま思えば、「霊的に死んでいた」と思ったのかもしれない。

聞けば、勝也さんも20代の頃からいろいろな教会に足を踏み入れていたという。それでも最初はクリスチャン特有の感覚に違和感を覚えていたが、奈津子さんと付き合ううちに教会が一番と思えるようになった。

「涸れた谷に鹿が水を求めるように、神よ、わたしの魂はあなたを求める。・・・なぜうなだれるのか、わたしの魂よ、なぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう、『御顔こそ、わたしの救い』と。わたしの神よ」(詩編42:2、12)。勝也さんが好きな聖句だ。

JTJ宣教神学校を2016年3月に卒業した勝也さんは、現在、平日は働きながら、インターナショナル東京クリスチャンネットワーク(ITCN)でスタッフも務める。

「神学校も本当は2015年で卒業するつもりでしたが、仕事で多忙になり、1年延ばすことにしました。出張や残業が続き、そのおかげで思わぬボーナスを得ることができました。そのボーナスを使って『音楽で復興支援』をスタートすることができました。いま思えば、すべて神様のタイミングで与えられたと確信しています」

この人に聞く(29)「フルートで福音の感動を伝えたい」 北方勝也&奈津子さん夫妻インタビュー
J-Symphonie のファーストアルバム「A Due(ア・ドゥエ)」

CDを希望される方は下記公式サイトから問い合わせを。

■ ミルトス・フルート音楽教室

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