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エジプトのコプト正教会爆破事件を受けて 日本コプト正教会のジョシュア・タドロス司祭がコメント

2017年4月10日22時41分 記者 : 守田早生里 印刷
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エジプト北部の都市タンタとアレクサンドリアにある2つのコプト正教会が9日、過激派組織「イスラム国」(IS)によって爆破されたとされる事件を受け、聖母マリア・聖マルコ・コプト正教会(京都府木津川市)のジョシュア・タドロス司祭が本サイトの取材に対しコメントを寄せた。エジプトのコプト正教会は昨年12月にも襲撃されている。

タドロス司祭が第一報を聞いたのは日曜日の夕拝の最中。最初に爆破された教会の中に、教会メンバーの親類が含まれていることを知った時だった。

ニュースを聞いた司祭は、次のように話している。

「とても困惑している。愛する家族がけがを負ったり命を落としたりした方々は今、とてつもない悲しみの中にあることと思う。父、母、夫、妻、息子、娘、愛する家族の誰かを失う痛みは計り知れない。しかし一方で、彼らが今、神の御座の前にいることに喜びを感じている。また、テロを行った実行犯に対して、彼らが創造主の存在を無視し、永遠の罪の中にいることに悲しみも感じている」

中東のキリスト教会が脅威にさらされていることに、日本に住むクリスチャンもまた悲しみを覚えている。混沌とする世界情勢の中、いつどこで何が起きるかわからない事態に陥っている。タドロス司祭は日本のクリスチャンに向け、祈りの要請とメッセージを寄せた。

「キリストにあって兄弟、姉妹の皆さん、どうかエジプトのコプト正教会のためにお祈りください。われわれは、ISによるさらなる脅威にさらされています。何よりも、私たちの主イエス・キリストの愛によって、苦しみの中にいる人には平安が訪れ、けがを負った人々の傷が癒やされるように。そして、テロリストの攻撃にあって殉教するクリスチャンが減少するように」

キリスト教徒にとって重要な祭日であるパームサンデーを狙った卑劣な犯行。しかし、タドロス司祭は怒りをあらわにすることなく、「悲しい」と表現した。エジプトのコプト正教会に平安が訪れよう、心を合わせて祈りたい。

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