「今、日本はリバイバルの第1段階にある」 HROCKチャーチのチェ・アン牧師がリバイバル・スクール

2017年2月17日11時34分 記者 : 新庄れい麻 印刷
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+リバイバル・スクール
米カルフォルニア州パサデナでリバイバルを経験し、その火を世界に広げ続けているHROCKチャーチ創設者のチェ・アン牧師=16日、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)で
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米カリフォルニア州パサデナでリバイバルを経験し、その火を世界に広げ続けているHROCKチャーチ創設者のチェ・アン牧師。「今は日本の時である」という聖霊の促しを感じて、18人のHROCKチャーチ・チームと共に来日し、16日と17日の2日間、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)でリバイバル・スクールを開催している。関東全域の教会から教会教職者やリーダー約150人が参加し、教会や地域、国全体を変革させる真のリバイバルをもたらす実際的な道筋についてチェ牧師から学んでいる。

16日には2回のセミナーが開かれた。チェ牧師は、近代のキリスト教会で起こったリバイバル、また自身が体験している現在進行形でのリバイバルから、「本当のリバイバルはどのような形でやって来るのか」について語った。

そもそも、クリスチャンがよく口にする「リバイバル」という言葉の定義は何か。チェ牧師によれば、米教会ではこの言葉が非常に幅広く使われており、毎年恒例の伝道集会を「リバイバル集会」と題したり、「目覚め」「刷新」「聖霊の油注ぎ」と似た意味で使われることもある。まずは、リバイバルとは何か、共通認識を持つ必要があるという。

過去の歴史的なリバイバルを振り返るとき、それらには必ず3つの段階があるとチェ・アン牧師は語る。まず第1段階は、「教会に新しい命が吹き込まれる」。リバイバルは、神に対する初めの愛に教会が立ち返ることからスタートする。1907年1月に平壌で起きた「悔い改めのリバイバル」がその好例だ。リバイバルを求めて2週間にわたり開かれていた集会の最後、ある長老が立ち上がって全会衆の前で涙ながらに盗みの罪を告白した。他の信徒もそれに続き、平壌から朝鮮半島全体へとリバイバルの火は広がっていった。

リバイバル・スクール
チェ牧師と共に来日したHROCKチャーチのチームが、参加者一人一人のために祈った。病の癒やし、聖霊の臨在を多くの参加者が体験した。

第2段階は、「未信者が目覚めて魂の大収穫が起こる」。これは、未信者の目の覆いが次々と取り除かれることによって実現する。チェ牧師によると、今まさにこの段階にあるのは中国やインドで、両国では毎日約3万5千人が教会に導かれているという。

そして第3段階は、「社会にまで変革が及ぶ」。1904年の「ウェールズ・リバイバル」にその例を見ることができる。わずか数カ月で10万人以上のウェールズ人が信仰に立ち返ったこのリバイバルでは、その後、町の犯罪者が激減し、刑務所を閉鎖せざるをえなくなった。社会の隠れた腐敗が明らかにされ、政府のあり方、法律さえも変えてしまう。教会内だけに変化をもたらすのではなく、地域、そして社会全体の変革にまで至るのが真のリバイバルだ。

この3段階に照らし合わせて見るとき、チェ牧師は、「日本の教会は今、第1段階を見ている」として、「第2段階がもうすぐ近づいているという信仰を強く持ってほしい」と参加者を励ました。さらに、どうすれば日本でもリバイバルを見ることができるか、その重要な鍵である「地域全体に聖霊を歓迎する」具体的な実践について語った。

リバイバル・スクール
リバイバル・スクールの様子。チェ牧師のメッセージ前に、HROCKチャーチのメンバーと共に賛美をささげた。

「ロサンゼルスで大リバイバルが起きる」と夢で示され、1984年にワシントンからパサデナに引っ越したチェ牧師。すぐにリバイバルが到来するだろうと期待していたが、一向にその兆しが見られない。そこで、パサデナのキリスト教史を紐解いたところ、そこではペンテコステ派の教会が栄えたことがなかったという事実を知った。そしてその最大の要因が、1906年のアズサ・ストリート・リバイバルを「偽物の聖霊の働きである」と、パサデナで強い力を持っていた「ペンテコステ・ナザレン教団」が断言したことにあると気付いた。聖霊の働きを拒み、批判した結果、聖霊は悲しんでパサデナから去ってしまったのだ。

そこでチェ牧師は同教団本部に赴いてこの歴史的事実を説明し、リバイバルの火を拒んだ罪への悔い改めを求めた。すると驚くことに、同教団はすぐに公式に悔い改め、翌年の新年礼拝では同教団史上初めて、ペンテコステ派の説教者を招いて講壇からメッセージを語らせるということまでした。このことが、チェ牧師がその後体験するパサデナのリバイバルの始まりとなったのである。

「これまで日本で、国全体を覆うリバイバルが起きたことがないのはなぜか」という問いに正面から向き合うとき、パサデナの歴史に学ぶことができる。チェ牧師によれば、日本の多くの教会が、「霊的戦いについて語ることを避けている」「超自然の領域があることを本当には信じていない」「使徒言行録の奇跡が今も起こることを信じていない」ことが問題だという。「勤勉な日本人の教職者は一生懸命働いているが、それ以上に神は聖霊に拠り頼むことを願っておられる。聖霊を必要な時だけ呼び立ててはいないか。聖霊はケーキのトッピングではなく、ケーキそのもの。聖霊を歓迎すれば、全てが満たされ、癒やしや和解がもたらされる」と力強く訴えた。

このリバイバル・スクールは、今年5月に東京で開催される、「クライスト・フォー・オール・ネイションズ」(CfaN)主催の伝道集会「ファイヤー・カンファレンス」に備えるための学びの場として開かれている。チェ牧師は、「日本にリバイバルの空気が流れていることを感じる。米大統領が新しくなったことで、日米の政治的な関係に注目が集まっているが、今は日米の教会も霊的に強い結び付きを持つ時。過去のどのリバイバルにも共通するのは『一致』と『祈り』だ。目に見える教会間の一致と、徹夜祈祷・早天祈祷・24時間祈祷などの日常生活レベルを超えた祈りが大きな力となってリバイバルをもたらす」と、日本の諸教会に呼び掛けた。

スクール2日目の17日には、「社会を変革していくための使徒的役割」についての講義がなされる。また、講義の様子は後日、CfaN日本事務局のホームページで公開される予定。

■ リバイバル・スクール
日時:2017年2月16日(金)、17(土) 両日ともに午前10時半~午後5時
※ 午前9時からは、東京ファイヤーカンファレンス(5月19〜21日)のための祈り会も行われる。
会場:21世紀キリスト教会(東京都渋谷区広尾5−9−7)
申し込み:CfaN日本事務局のホームページから。
※ 当日参加も可。
詳細・問い合わせ:21世紀キリスト教会内のCfaN日本事務局(電話:03・6277・1257)

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