良いお手本を示せる人に 菅野直基

2016年12月14日05時34分 コラムニスト : 菅野直基 印刷
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子どもが健全に成長するためには、しっかりとした道徳の基礎を示していく必要があります。

子どもは、親が「何を語るか?」よりも、「何をしているか?」に注目しています。

「正直でありなさい!」と教えているのに、それを実践しなかったとしたら、悪い道徳教育を施していることになります。

例えば、「うそをついてはいけない!」と繰り返して教えている親が、電話のベルが鳴ったら、『「お父さん(お母さん)は今家にはいません」と言いなさい!』と言ったとします。

子どもは、「そうか、親のためにうそをつくことは許されるのか!?」と学習し、それが発展すると、「それなら、親にうそをつくことも許されるはずだ!」と考えるようになります。

子どもに、「法律を守りなさい!」と教えているのに、車にスピード取締を事前に教えてくれる探知機を設置してスピード違反を繰り返しているとしたらどうでしょう。

子どもは、「そうか、法律を破っても捕まらなければいいんだ!」と学習するでしょう。

子どもは、親の生き方、つまり、背中を見て育つと言われます。良いことを教える以上に、良い手本を示していきたいものです。

これは、部下や後輩に対しても同じですし、いつも良いお手本を示せる人でありたいものです。

良い手本が良い人材を育てることになり、その人材はまた良いお手本を示す人となっていきます。その連鎖が良い世界を作り出していくのではないでしょうか。

使徒パウロは、人に良い手本を見せながら、「お願いです。兄弟たち。私のようになってください」(ガラテヤ4章12節)と語りました。

私たちも、自信を持ってそんな手本を示せる人になりたいものですが、そう一筋縄にいくものではありません。

どうしたらいいでしょうか?

聖書は、「愛されている子どもらしく、神にならう者となりなさい」と語ります。

神に祈り、神にならうことから始めていったらいいのです。神にならうその生き方が、いつの間にか、良い手本を示せる人に成長していくのです。

皆さんは、すでに良い手本を示せる人となっています。次の世代を担う子どもたちをはじめ、周りの人たちに良い影響力を持つことができますように。

素晴らしい1日でありますように。

菅野直基

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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