カトリック教会
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【書評】ハンス・キュンク著『キリスト教は女性をどう見てきたか―原始教会から現代まで―』(2)
本書の中で最も興味深いのは「マリア崇敬」に関する問いだ。カトリックとプロテスタントの信仰理解の最も大きな違いの1つは聖母マリアの位置付けだ。
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【書評】ハンス・キュンク著『キリスト教は女性をどう見てきたか―原始教会から現代まで―』
連日、国際ニュースでローマ教皇フランシスコの発言が報道されている。「同性愛者へ教会は謝罪すべき」「女性助祭の復活を検討する委員会の設置を考える」など。その大きなテーマは、キリスト教界における「セクシュアリティー」だ。
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合唱団オラショクラブ、ウィーン・イエズス会教会指揮者を招聘し 第2回定期演奏会開催
ハイドンやモーツァルトが活躍した18世紀のウィーンのミサ曲を中心に、楽しみながら歌い、学び合うことを目指して2014年6月に立ち上げられた混声合唱団「オラショクラブ」の第2回演奏会が9日、カトリック麹町聖イグナチオ教会の主聖堂(東京都千代田区)で開かれた。
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日本カトリック信徒宣教者会 カンボジアの水上村で活動する井手司さん、一時帰国報告会開催
日本のカトリック教会から、主にアジア・太平洋の貧困地域にボランティアを派遣している、日本カトリック信徒宣教者会(JLMM)。現在、カンボジアのトンレサップ湖上にあるコンポンルアン水上村で活動している井手司さんの一時帰国報告会が2日、都内で行われた。
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米司教協議会長、警官襲撃で「祈り・省察・礼節・対話」求め WCCは「人種をめぐる暴力の拡大」を非難
米国で2人の男性が殺されたことへの抗議集会の間に、警官が襲われ死亡したことで、同国のカトリック司教協議会会長は「祈りと省察、礼節、対話」を呼び掛けた。一方、世界教会協議会は「人種をめぐる暴力の拡大」を非難した。
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EU離脱決定後に英国で人種差別激増、英カトリック教会トップが懸念
英国のカトリック教会のトップであるビンセント・ニコルス枢機卿は、欧州連合(EU)からの離脱が決まった英国民に、共通の目的を持つよう呼び掛けると同時に、国民投票後に人種差別が高まっていることへ懸念を示した。
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米国で若いシスター増加 女子修道会組織が調査
神に人生をささげることに喜びを見いだす若い女性が増えているようだ。最近の調査によると、米国のカトリック教会では、より若い修道女(シスター)や修練者、志願者が集まっているという。
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上海の馬司教、愛国会離脱を公開自己批判 非公認教会への影響注目
中国天主教会(カトリック)上海教区のタデウス馬達欽(マー・ターチン)補佐司教は、2012年の司教叙階に際して政府公認の天主教愛国会の役職を辞任したが、その決定を公開自己批判した、とカトリック通信UCANが14日、報じた。
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エルサレムの聖墳墓、200年の沈黙を破り3億2千万円を費やす修復工事に着手
遺跡修復の専門家チームは、十字架での死後、キリストが埋葬されたとされている聖跡の修復に、ようやく着手することになった。9人のギリシャ人専門家らが、エディクラの保存と修復、また強化に取り組んでいる。
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閉居罰中の聖書所持を認めて カトリック信徒受刑者の申し立て受け 鳥取県弁護士会が刑務所へ要望
鳥取県弁護士会(鳥取県鳥取市)ならびに、同会人権擁護委員会は、カトリック信徒の男性受刑者が閉居罰中に新約聖書所持を認められなかったという申し立てを受け、4月27日付で鳥取刑務所に対し要望兼勧告書を提出した。
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教皇、女性助祭の叙階について研究することを示唆
教皇フランシスコは、カトリック教会において女性が助祭として叙階されるべきかを研究することを示唆した。女性助祭は男性助祭と同様、聖体拝領と告解を聞くことを除く、司祭ができることのほとんどができるとみられる。
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ローマ教皇「聖霊の賜物は神と私たちの関係を新しくする」聖霊降臨の主日に説教
教皇フランシスコは15日、聖ペトロ大聖堂で行われた聖霊降臨の主日のためのミサで、「わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない」(ヨハネによる福音書14章18節)という聖句について説教を行った。
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人間らしい生活と労働のために キリスト者メーデー集会
キリスト者メーデー集会(同実行委主催)が4月29日、東京都千代田区のカトリック女子修道会「幼きイエス会」で開催された。「人間らしい生活と労働を!」をテーマに約70人が集まり、労働者の叫び声を受け止め、祈りをささげた。
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エクアドル地震:国際カリタス「被害は甚大」 カトリック教会も対応
国際カリタスは22日、米国カトリック司教協議会の救援事業団体であるカトリック・リリーフ・サービスの人道対応部で、活動のための上級技術顧問を務めているジョン・サービス氏からの報告として、エクアドル大地震の被害は甚大だとして、次のように伝えた。
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カトリックの平和運動家ら、国際会議で「正義の戦争」を否定 1700年間にわたる教会の教えに変革求め
「『正義の戦争』というものはないと私たちは信じる」。この言葉は、非暴力と平和創造に関するローマ・カトリック教会の実践と教えの変革を考察する国際会議最終日の14日に公表された声明文の中心にある。バチカン放送局が同日、報じた。
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モスクワ総主教庁とカトリック教会、シリアで破壊された教会のリスト作成へ 総主教と教皇の共同宣言受け
ロシア正教会のモスクワ総主教庁とローマ・カトリック教会は、シリアのキリスト教徒を支援する共同プロジェクトの一環として、シリアで破壊された教会のリストを作成する。背景には、モスクワ総主教と教皇フランシスコによる2月の共同宣言がある。
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映画「スポットライト=世紀のスクープ」がアカデミー賞作品賞
第88回アカデミー賞授賞式が2月29日、ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、米紙「ボストン・グローブ」がカトリック神父による児童1千人以上への性的虐待を明るみに出したスクープの映画化「スポットライト=世紀のスクープ」が作品賞を受賞した。
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日本カトリック司教協議会の列聖推進委員会、高山右近列聖運動のシンボルマークを制定
日本カトリック司教協議会列聖推進委員会は10日、1月に列福が決まったユスト高山右近(1552~1615年)の列聖運動を象徴するシンボルマークを制定したと発表した。
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インドネシアのカトリック司教やプロテスタントの教会共同体、ジャカルタでのテロを非難
インドネシアの首都ジャカルタのイグナチウス・スハルヨ・ハルジョアトモジョ大司教やプロテスタントのインドネシア教会共同体は、1月14日にジャカルタ中央部を襲い、死者を出したテロ襲撃を非難すると述べた。
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「主の力あるわざを、広く伝えるために招かれて」2016年キリスト教一致祈祷週間 東京集会
さまざまな教派がキリストにおいて一致し共に祈ろうと、カトリック中央協議会と日本キリスト教協議会(NCC)の主催、日本聖公会三光教会(東京都品川区)の共催により、17日午後2時半より同教会で「2016年キリスト教一致祈祷週間 東京集会」が行われた。
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