Skip to main content
2025年8月31日08時25分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ダヴィンチコードは『文化の橋』

2006年5月11日14時36分
  • ツイート
印刷

 「ダヴィンチコードは隠された真実か?」「それともベストセラーを記録した架空の作り話か?」これは、米ジェームズ・ケネディ博士の新ドキュメンタリーテレビ番組「ダヴィンチの嘘」で今週末に焦点となるテーマだ。


 来週ついにダヴィンチコードが全米映画公開され、キリスト共同体の真実についての興味関心がピークを迎える。ダヴィンチコードはすでに44言語に翻訳され、4千万部以上の売り上げを記録している。来週19日の全米映画公開に先立ち、コーラルリッジ宣教会会長のケネディ博士は、「今後ダヴィンチコードの原作を読まずに映画に触れる人が数百万人以上出現することは間違いないでしょう」と警告した。


 米国で発表された最近の報告書によると、ダヴィンチコードによって気分を害したキリスト教徒らの大部分は、この映画の公開を禁止したいという考えを示していることがわかった。フィリピンのカトリック教徒らは、フィリピン政府に対してこのような「冒涜映画」公開を禁止するよう訴えており、インドのカトリック教徒らはインド政府がこのような映画公開に対して何らかの対策を取らない限り、「死ぬまで断食する」と発表したという。


 ベストセラー作家でジャーナリストのリー・ストロベル氏は、このドキュメンタリー番組の中で、「私は、このような映画によって、唯一天の御国へ行く道であるイエスキリストから人々を遠ざけることで、個々人がやがて神から永遠に切り離されてしまったと気づく日がやってくると考えます」と述べ、このような冒涜小説・映画が世界中の人々にもたらす悪影響を考えると、状況はとても深刻であるとの考えを主張した。


 このように状況を深刻にとらえるクリスチャンらに対し、米ウェスタンミシガン大学古代史学教授のポール・メイヤー氏は、「私は『ダビンチコード』に対して議論するとき、いつもキリスト教徒や宗教学者らに『落ち着いてください。この話はただのフィクションでしょう?』と言っています。そんなに深刻にとらえないで、もっと落ち着いて冷静になるべきです。今まで読んだことのある小説の中で、架空の登場人物とその背景には現実と一致したセッティングが行われているものは数多くあったでしょう。読者は、話はフィクションでもその背景にある事項は信頼できて正確である話を期待します。そしてそのようなことはダヴィンチコードに限らず一般の読者は小説を読む際に極々当たり前のことと捉えています」と述べた。 


 キリスト教徒らはこの小説で議論を醸している内容は、キリスト教の核心を突くものであると述べ、多くのキリスト教徒らは信者らに「ダヴィンチの津波」を恐れることのないようにと呼びかけている。


 "Fear Not Da Vinci(ダヴィンチを恐れないで)"というダヴィンチコードを信仰を保ちながら架空の話として楽しむために書かれた本の共著者スージー・フローリー氏は、キリスト教徒らにダヴィンチ本や映画のボイコット運動をしないように呼びかけている。


 フローリー氏は、「今までのところ、『ダヴィンチコード』に対して無知無関心の立場をとる信者からこの冒涜本の正体をすっぱ抜き、ブログやテレビ番組、聖書勉強会などで感情的になって反論をする信者まで実に同じキリスト者でも多様な反応を取る人々がいます。しかしこのような信仰の保持のためのあらゆる攻撃は効果をなしているでしょうか?世の人々はイエスとは誰か、そして聖書は信用できる書物なのかについて知りたがっているのです。ですから、ダヴィンチ本や映画をボイコットするかわりに、このようなキリスト教の核心的な疑問に対する答えに対してそれぞれ準備しておくべきです」と述べた。


 フローリー氏は全米で数百万人もの人々がダヴィンチ本を愛読し、さらに数百万人もの人々がダヴィンチ映画を観に行くという現代文化の現実を容認しており、キリスト教徒らにも、彼らに加わり、同じ土壌に立って、信仰を分かち合うようにと勧めており、「『ダヴィンチコード』は文化の『橋』の一つと言えましょう。神の栄光のためにも、進んで彼らと交わりましょう」と述べているという。


 コーラルリッジ宣教会によるテレビドキュメンタリー番組「ダヴィンチの嘘」は全米で13日−14日にかけて放送される。これは来るダヴィンチ映画公開に備えての放送予定日となっており、ブラウン氏の小説で宣伝されているキリスト共同体に関する誤った情報を正し、疑問に答える目的で作成されている。番組の詳細はこちら→ www.davincidelusion.org. (英語サイト)

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • ワールドミッションレポート(8月31日):ガーナのリグビ族のために祈ろう

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(10)抗黙示思想 臼田宣弘

  • イエス様と共に働く 菅野直基

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.