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ダヴィンチコードは『文化の橋』

2006年5月11日14時36分
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 「ダヴィンチコードは隠された真実か?」「それともベストセラーを記録した架空の作り話か?」これは、米ジェームズ・ケネディ博士の新ドキュメンタリーテレビ番組「ダヴィンチの嘘」で今週末に焦点となるテーマだ。


 来週ついにダヴィンチコードが全米映画公開され、キリスト共同体の真実についての興味関心がピークを迎える。ダヴィンチコードはすでに44言語に翻訳され、4千万部以上の売り上げを記録している。来週19日の全米映画公開に先立ち、コーラルリッジ宣教会会長のケネディ博士は、「今後ダヴィンチコードの原作を読まずに映画に触れる人が数百万人以上出現することは間違いないでしょう」と警告した。


 米国で発表された最近の報告書によると、ダヴィンチコードによって気分を害したキリスト教徒らの大部分は、この映画の公開を禁止したいという考えを示していることがわかった。フィリピンのカトリック教徒らは、フィリピン政府に対してこのような「冒涜映画」公開を禁止するよう訴えており、インドのカトリック教徒らはインド政府がこのような映画公開に対して何らかの対策を取らない限り、「死ぬまで断食する」と発表したという。


 ベストセラー作家でジャーナリストのリー・ストロベル氏は、このドキュメンタリー番組の中で、「私は、このような映画によって、唯一天の御国へ行く道であるイエスキリストから人々を遠ざけることで、個々人がやがて神から永遠に切り離されてしまったと気づく日がやってくると考えます」と述べ、このような冒涜小説・映画が世界中の人々にもたらす悪影響を考えると、状況はとても深刻であるとの考えを主張した。


 このように状況を深刻にとらえるクリスチャンらに対し、米ウェスタンミシガン大学古代史学教授のポール・メイヤー氏は、「私は『ダビンチコード』に対して議論するとき、いつもキリスト教徒や宗教学者らに『落ち着いてください。この話はただのフィクションでしょう?』と言っています。そんなに深刻にとらえないで、もっと落ち着いて冷静になるべきです。今まで読んだことのある小説の中で、架空の登場人物とその背景には現実と一致したセッティングが行われているものは数多くあったでしょう。読者は、話はフィクションでもその背景にある事項は信頼できて正確である話を期待します。そしてそのようなことはダヴィンチコードに限らず一般の読者は小説を読む際に極々当たり前のことと捉えています」と述べた。 


 キリスト教徒らはこの小説で議論を醸している内容は、キリスト教の核心を突くものであると述べ、多くのキリスト教徒らは信者らに「ダヴィンチの津波」を恐れることのないようにと呼びかけている。


 "Fear Not Da Vinci(ダヴィンチを恐れないで)"というダヴィンチコードを信仰を保ちながら架空の話として楽しむために書かれた本の共著者スージー・フローリー氏は、キリスト教徒らにダヴィンチ本や映画のボイコット運動をしないように呼びかけている。


 フローリー氏は、「今までのところ、『ダヴィンチコード』に対して無知無関心の立場をとる信者からこの冒涜本の正体をすっぱ抜き、ブログやテレビ番組、聖書勉強会などで感情的になって反論をする信者まで実に同じキリスト者でも多様な反応を取る人々がいます。しかしこのような信仰の保持のためのあらゆる攻撃は効果をなしているでしょうか?世の人々はイエスとは誰か、そして聖書は信用できる書物なのかについて知りたがっているのです。ですから、ダヴィンチ本や映画をボイコットするかわりに、このようなキリスト教の核心的な疑問に対する答えに対してそれぞれ準備しておくべきです」と述べた。


 フローリー氏は全米で数百万人もの人々がダヴィンチ本を愛読し、さらに数百万人もの人々がダヴィンチ映画を観に行くという現代文化の現実を容認しており、キリスト教徒らにも、彼らに加わり、同じ土壌に立って、信仰を分かち合うようにと勧めており、「『ダヴィンチコード』は文化の『橋』の一つと言えましょう。神の栄光のためにも、進んで彼らと交わりましょう」と述べているという。


 コーラルリッジ宣教会によるテレビドキュメンタリー番組「ダヴィンチの嘘」は全米で13日−14日にかけて放送される。これは来るダヴィンチ映画公開に備えての放送予定日となっており、ブラウン氏の小説で宣伝されているキリスト共同体に関する誤った情報を正し、疑問に答える目的で作成されている。番組の詳細はこちら→ www.davincidelusion.org. (英語サイト)

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