Skip to main content
2025年6月6日17時44分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

賀川豊彦献身100年、キリスト教放送局で特別番組

2009年4月21日14時59分
  • ツイート
印刷
関連タグ:賀川豊彦FEBC

賀川豊彦が神戸のスラム街でキリスト教伝道と救貧活動を始めてから、今年で100年を迎える。東京と神戸では昨年から記念プロジェクトの実行委員会が立ち上がり、様々な記念行事を実施している。

そんな中、キリスト教放送局FEBCは25日午後10時から、特別番組「賀川豊彦・その人と信仰と思想」(毎月第4土曜午後10時放送・全6回)の放送を始める。賀川豊彦記念松沢資料館学芸員の杉浦秀典氏が18日放送の同局の番組に出演し、賀川の魅力について語った。

杉浦氏は、賀川が19歳で神への献身を志して神学校に入学したのは1907(明治40)年であり、救貧活動の前にまず神への献身があったことを紹介。今回のプロジェクトでは、賀川が「救貧活動に身を捧げたこと」を献身として、その意味を改めて見つめ直すことが主要テーマとなっていることを説明した。

また、賀川の著書「死線を越えて」が、当時の最も売れたベストセラーでも30万冊であった大正9年に、それをはるかに超える100万冊という空前の売り上げを記録したことを紹介。同書は賀川の「自伝的な小説」であり、苦しむ人を見ると放っておけず、自分も一緒になって苦しみをともにする賀川自身の姿が生き生きと描かれていると語った。

賀川が日曜日毎に伝道所を開いてはスラム街の人々に福音を伝えていたことや、賀川の説教が聴衆をひきつける力強いものであったことが、現存する説教テープなどからわかることも紹介した。

杉浦氏は、自身が賀川に感じる魅力について、伝道者として魂の救済を大切にするだけでなく、救済を受けた者にはそこから出て「行って、あなたも同じようにしなさい」(ルカ10:37)とのイエスの言葉に忠実であることを求め、賀川自身が先頭に立ってそれに本気で取り組んでいった姿勢を挙げた。

さらに、賀川が重い結核のために19歳の若さで医者から死を宣告され、瀕死の状態にあったときの体験を紹介。賀川はその瀕死の状態の中で、突然不思議な光に包まれて神と出会い、「もし自分を生かしてくれるなら、貧しい人たちの住むスラムへ自分を送ってください。自分の命をそこに捧げたい」と祈ったという。賀川はそこから奇跡的な回復を遂げ、医者も驚くほどの健康を取り戻していった。

賀川は神との約束通り、当時日本最大のスラムの一つであった神戸荒川に21歳で「献身」。あまりにも悲惨な現状に打ちのめされそうになりながらも13年半そこに住み、様々な救貧活動を実践した。まだ労働者の団結権が認められていなかったその時代に労働組合の必要を訴え、貧しい小作農のために労働組合を創設。さらに、賀川の始めた協同組合運動は、多くの支持者を得ながら各地に広がっていった。

熱心な伝道者である賀川は、昭和初期に大伝道集会「神の国運動」を全国各地で開催。3年間で計79万人を集め、何千人という人々を洗礼に導いた。

杉浦氏は、「一人の人が人間性を取り戻していく」ところにこそ、賀川が協同組合の必要性を見出していたのではないかと指摘。賀川は生前、生活協同組合のもとは聖書なのだということを繰り返し話していたという。

杉浦氏は、「いま現代にこそ必要なメッセージが賀川先生から発せられているのではないか」と語った。

特別番組では、各分野の専門家がそれぞれの立場から賀川について語る。4月25日の第1回目は賀川豊彦記念松沢資料館館長の加山久夫氏が「賀川豊彦を知っていますか」と題して導入的な内容を語る。2回目(5月23日)は「ボランタリズムと賀川豊彦」と題して神奈川県立保健福祉大学名誉学長の阿部志郎氏、3回目(6月27日)は「ボランタリズムと賀川豊彦」と題して国際基督教大学名誉教授の武田清子氏、4回目(7月25日)は「思想家としての賀川豊彦」と題して中部学院大学名誉教授の雨宮栄一氏、5回目(8月22日)は「詩人としての賀川豊彦」と題して恵泉女学園大学教授の森田進氏、最終回(9月26日)は「伝道者としての賀川豊彦」と題して国際基督教大学名誉教授の古屋安雄氏が番組を担当する。

関連タグ:賀川豊彦FEBC
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • シリア語の世界(25)シリア語聖書が作られた背景 川口一彦

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • ワールドミッションレポート(6月6日):ナミビア 聖書を歌う遊牧民

  • 聖書を読む米国人の割合、4年ぶりに増加 男性現役層がけん引

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(223)天国を見上げて 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(229)聖書と考える「続・続・最後から二番目の恋」

  • ワールドミッションレポート(6月5日):ベリーズのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 聖書を読む米国人の割合、4年ぶりに増加 男性現役層がけん引

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(223)天国を見上げて 広田信也

  • 聖心女子大学、設立母体「聖心会」創立者の列聖100周年記念しミサ開催

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(6)神と人との関係 三谷和司

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 聖書を読む米国人の割合、4年ぶりに増加 男性現役層がけん引

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(223)天国を見上げて 広田信也

  • 聖心女子大学、設立母体「聖心会」創立者の列聖100周年記念しミサ開催

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(6)神と人との関係 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.