前ケルン大司教のヨアヒム・マイスナー枢機卿死去、83歳 上智大の「名誉校友」

2017年7月6日18時10分 記者 : 内田周作 印刷
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前ケルン大司教のヨアヒム・マイスナー枢機卿=2014年3月27日(写真:Raimond Spekking)
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カトリック系のCNA通信(英語)によると、ドイツの前ケルン大司教、ヨアヒム・マイスナー枢機卿が5日、ドイツ南東部の町バートフュッシンクで死去した。83歳だった。ケルン教区は、カトリック教会の教区としてはドイツ最大で、欧州全体でも大教区の1つとして数えられる。日本の東京教区や上智大学との関係も深く、マイスナー枢機卿は同大の「名誉校友」でもある。

1933年、ポーランド・ブロツワフ(当時はドイツ領)生まれ。62年にドイツ中部のエアフルト教区の司祭として叙階され、75年に同教区補佐司教、80年にベルリン大司教、83年に枢機卿に任命された。89年に第94代ケルン大司教に就任し、80歳で引退が認められる2014年まで、25年間にわたって同大司教を務めた。

CNA通信によると、教皇フランシスコは同日、現ケルン大司教のライナー・ヴェルキ枢機卿に電報を送り、哀悼の意を伝えた。教皇は電報で、「マイスナー枢機卿は、教会に対する深い信頼と誠実な愛をもって、福音を伝えることに専念していました」と述べ、その功績をたたえた。

一方、マイスナー枢機卿は保守的な立場で知られる。離婚や再婚をした信者に対してよりオープンな姿勢を求めた教皇フランシスコの使徒的勧告「愛のよろこび」をめぐっては、他の引退枢機卿3人と共に昨年9月、公開の質問状を教皇に送っている。

ケルン教区は東京教区と60年以上にわたる友好関係を持ち、ケルン教区の援助により東京教区内に立てられた教会や施設は20以上に上る。また、上智大学は法学部や理工学部の設立などで援助を受けており、2015年には同大6番目の海外拠点として、ケルン教区所属のカトリック大学施設内にオフィスを開設している。

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