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存続危機の京都・花園教会水族館、教会学校と地域の子どもたちが街頭募金活動

2016年7月15日13時07分
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関連タグ:日本ナザレン教団
存続危機の京都・花園教会水族館、教会学校と地域の子どもたちが街頭募金活動+
気温34度の猛暑の中、募金活動を行った子どもたち。2割が教会学校の子どもたち、あとの8割は地域の子どもたちが参加した=10日

存続の危機を迎えている京都・花園教会水族館。日本ナザレン教団花園キリスト教会(京都市右京区)の篠澤俊一郎牧師の発案によって2014年12月、教会内にオープンした。徐々に魚を増やし、子どもたちの喜ぶ顔を何よりの糧としてこれまで続けてきた。

しかし、今年に入り、耐震などの問題から、水族館が存続の危機にひんしている。現在、水族館の床などを地震に備えて補強するためのクラウドファンディングを募っているが、10日には、教会学校と地域の子どもたちが街頭募金を実施した。

当日は、12人の子どもたちが気温34度の暑さの中、この街頭募金に挑んだ。水分補給をこまめに行ったとはいえ、真夏の太陽は容赦なく子どもたちを照らした。それでも子どもたちは、水族館の存続を純粋に願って募金活動に励んだ。

篠澤牧師は、「ここにいるみんながこの水族館に来たように、ここはどんな子どもたちでも来ることのできる水族館です。だから今日の募金活動は、そんなみんなと同じような子どもたちがこれからも来られるようにするための募金活動です。今日は自分のためではなく、そんなお友達のために頑張りましょう」と、活動を前に子どもたちに話した。

「最初は、声を出すのがとても恥ずかしそうでしたが、1人の子どもが『お願いします!』と言ったのを皮切りに、だんだんとその声も大きくなりました。存続を訴えるチラシ配布は大人が担当していましたが、子どもたちの方から申し出があり、子どもたちもチラシ配りに参加しました。走って行って、横断歩道で信号待ちしている大人たちに配り始める子どももいて、子どもたちのたくましさを感じました」と篠澤牧師。

チラシを笑顔で受け取ってくれる人もいれば、受け取ってくれない大人もいたが、500枚用意したチラシは、子どもたちの力も加わって約80分の間に全部配り終えてしまった。

存続危機の京都・花園教会水族館、教会学校や地域の子どもたちが街頭募金活動
小さな手で集めた募金は1万0864円。残りあと100万円が必要だ。

街頭募金に参加した感想を子どもたちに聞いたところ「暑くて大変だったけど頑張れた!」「募金ください!と声を掛けたら、自転車に乗っていた人が自転車を止めて募金してくれて、とってもうれしかった」「今までで一番大きい声を出した」といった声があった。中には、大人のスタッフも暑さでクタクタにもかかわらず、「もっとチラシを配りたかった」と言い出す子どももいたという。

篠澤牧師は、「日頃、やんちゃのあまり私に怒られる子どもたちですが、今回の街頭募金ではそんな一面はなく、真剣にそして積極的に取り組んでくれました。水族館に来る子どもたちの中には、親を亡くしたり、父親、母親のいない子どももいます。『友達の居場所を守りたい!』という子どもたちの熱い気持ちが、そんな積極的な姿勢になったのではないかと思っています。知らず知らずに隣人愛が子どもたちの心に培われていることに、神の御業を感じます。目標まであともう少し。どうぞ皆さんのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします」と話した。

この日、小さな手で集めた募金金額は1万0864円。現在、クラウドファンディングで集まっているのは、約210万円。目標額の310万円まで、あと100万円が必要だ。期限は8月7日午後11時。詳しくは、花園キリスト教会のホームページまたはクラウドファンディング「READYFOR」のプロジェクトページ。

関連タグ:日本ナザレン教団
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