最新版『宗教年鑑』発行 キリスト教系信者数は前年比1万2千人減

2014年8月5日16時27分 記者 : 内田周作 印刷
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『宗教年鑑』(平成25年版)
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文化庁が国内の宗教法人に関する統計などをまとめて毎年発行している『宗教年鑑』の最新版(平成25年版)が発行された。同書によると、2012年12月31日現在で登録されているキリスト教系の宗教法人(包括・被包括・単位)は4628法人と、前年に比べ53法人増加した。

一方、キリスト教系の宗教団体数(寺院・教会・布教所・その他)は9277件で前年比4件減、教師数は2万9228人(男:2万4923人、女:4305人)で同68人増(男:159増、女:91人減)、信者数は190万8479人で同1万2413人減だった。同書に報告された各宗教の信者数全体に対するキリスト教系信者の割合は、昨年と変わらず1パーセントのままだった。

都道府県別では、キリスト教系信者が多いのは、東京(85万人)、神奈川(30・8万人)、大阪(7・6万人)、長崎(6・6万人)、兵庫(5・9万人)だった。また、キリスト教系宗教団体が多いのは、東京(1180件)、大阪(590件)、北海道(563件)、神奈川(536件)、兵庫(467件)だった。

主な教派・教団別では、カトリック教会(カトリック中央協議会)が宗教団体数1783件、教師数1403人、信者数44・4万人、日本基督教団が宗教団体数1715件、教師数3346人、信者数12・3万人、日本聖公会が宗教団体数327件、教師数280人、信者数5・2万人、日本バプテスト連盟が宗教団体数326件、教師数456人、信者数3・5万人だった。

なお、同書は法人化されている宗教団体(単位宗教法人と包括宗教団体)の統計であり、一定の組織化が達成されている宗教団体であっても法人化されていない、あるいは組織内に全く法人化された団体を持たなければ統計には含まれない。また、信者数などは各宗教法人による報告に基づくものであり、信者の定義や資格などに違いがあることなどから、2012年の国内の信者総数は約1億9710万人と、同年の国内人口1億2756万人の約1・54倍となっている。

この他、同書で「キリスト教系」と区分される宗教法人には、世界基督教統一神霊協会(統一協会)や末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)なども含まれている。

一方、同書における過去10年のキリスト教系信者数は下記のようになっており、各年でかなりの不規則な差がある。これも各宗教法人の報告に基づく統計という性格から生じるものと考えられるが、2011年からは200万人を下回っており、全体としては減少傾向にあるとみられる。ただし、信者数の減少傾向は、国内の信者総数でも同様にみられる。

■ 過去10年間のキリスト教系信者の推移

215万7476人(2003年)
216万1707人(2004年)
259万5397人(2005年)
303万2239人(2006年)
214万3710人(2007年)
236万9484人(2008年)
212万1956人(2009年)
277万3096人(2010年)
192万0892人(2011年)
190万8479人(2012年)

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