山崎純二
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三位一体の神様(12)神様の御名2 山崎純二
イエス様は父の名を大切にされ、御名の栄光のために祈られ、働かれました。ある時弟子たちが、祈り方を教えてくださいと、質問をしてきました。そこで教えられたのが、有名な主の祈りです。
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三位一体の神様(11)「生まれざる者」と「生まれた者」 山崎純二
昔キングギドラという架空の怪獣がゴジラシリーズに登場していました。体は一つで頭が三つある怪獣です。聖書にも七つの頭を持つ獣(黙示録17:3)や、四つの顔を持つ生き物(エゼキエル1:6)などが登場します。
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三位一体の神様(10)教義擁護策への警鐘2「エホバ」の御名と「イエス」の御名 山崎純二
私が最初に小さな疑問を持ったのは、こんな経験からでした。私の父は若いときにキリスト教に入信しましたので、その当時に購入した聖書や聖歌を大切に使っていました。
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三位一体の神様(9)佐藤優氏の執筆動機および教義擁護策への警鐘 山崎純二
三位一体論は人間の理性では理解し難いものである故に、それを否定する人々は少なからずいますが、その中でも考えさせられる批評は「三位一体という言葉は、後代の造語であり、聖書にはない用語だ」というものです。
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三位一体の神様(8)うちにおられる方 山崎純二
「父なる神」と「子なる神」は、今まで何度も言及してきたように、位格(ペルソナ)の異なる方です。しかし、神は複数なる存在ではなく、「一」なる存在です。
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三位一体の神様(7)神様の御名 山崎純二
今回は神様の本質に関わるもう一つの重要な点について語りたいと思います。それは三位なる神様は御名において「一」であるというものです。まずは今日のテーマの核心となる聖書箇所から見ていきましょう。
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三位一体の神様(6)神様の言葉 山崎純二
今日は、「言葉」というテーマで、「一」について論じたいと思います。ちなみに、なぜ私が「一体」についてと言わずに、「一」についてと言うのかについては、佐藤優氏の著書の中で紹介されている同志社大学の伝統に賛同する部分があるからです。
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三位一体の神様(5)神様のおもい 山崎純二
それよりも難しいのは、その三位なるお方がいかに「一」であるのか。言い換えると複数の位格(ペルソナ)でありつつ、いかに「唯一神」であり得るのかという点です。今回からは、より直接的に神ご自身に関する聖書の記述を追っていきたいと思います。
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三位一体の神様(4)祈られる神 山崎純二
今回からは、より直接的に三位一体の神様に関しての聖書箇所を追いながら、どのような意味において「1」なのか、いかに「3」なのかを見ていきたいと思います。まずは「3」の意味について確認しておきましょう。
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三位一体の神様(3)夫婦の摂理 山崎純二
前回、三位一体が難解なのは「三(複数)つが一(単数)つ」という点であるが、聖書には「三位一体の神様」以外にも「複数の人格(位格・ペルソナ)でありつつ、一体なる存在」の例がはっきりと示されていますので考えてみてくださいと言いました。
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三位一体の神様(2)オーガニック・セオロジー 山崎純二
さて前回から三位一体に関する連載を始めさせていただいたのですが、今日は最初に問題の論点を明確にし、本論に入る前に三位一体をひも解くための頭の準備運動をしていきたいと思います。
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三位一体の神様(1)初めに 山崎純二
2015年10月14日付の本紙記事において「なぜ三位一体は理解しづらいのか?」という非常に興味深い記事がありました。この記事においては、以下の四つの代表的な「例え」が紹介されていました。
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律法と福音(28)新しい戒め(最終回) 山崎純二
今日はこれまでの内容を総まとめしながら、一番大切なことを書きます。それは「新しい戒め」に関することです。新しい戒めとは何かということを理解するために、「古い戒め」に関することから思い起こしていきたいと思います。
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律法と福音(27)福音に似て非なるもの 山崎純二
これまで律法と福音の関係について書いてきましたが、今回は少し異なる角度から書かせていただきたいと思います。それは「福音に似て非なるもの」についてです。世の中には「福音」や「真理」という名前で呼ばれる事柄が少なからずあります。
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律法と福音(26)モーセの死とヨシュアの名前の意味 山崎純二
律法と福音の関係を絵のように理解するために、先週までは「契約の箱と蓋」の構造に関して詳しく述べてきました。今回はそれを補完する意味で、「モーセとヨシュア」に注目してみたいと思います。
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律法と福音(25)天使(ケルビム)の役割 山崎純二
先週は契約の箱に蓋(ふた)の覆いがあることが恵みであり、それが「律法と福音」の関係を絵のように見せていると書きましたが、今回はその蓋を見つめる者たちに関して詳しく見ていきたいと思います。
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律法と福音(24)契約の箱の蓋(マーシー・シート) 山崎純二
さて前回、契約の箱(アーク)には「祝福と神罰」が伴うという事例を幾つか皆様と確認しました。そして神罰に関しては、それをもたらした契約の箱や律法(十戒)が悪いのではなく、私たちの内にある「罪」こそが問題であるという点も、何度も強調させていただきました。
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律法と福音(23)契約の箱(祝福と神罰)山崎純二
これまで私は、多くの週にわたって「律法」と「福音」について、それぞれ書いてきましたが、今回から数回にかけて、この「律法」と「福音」がどのような関係になっているのかを、「契約の箱(アーク)」の構造と比較しながら見ていきたいと思います。
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律法と福音(22)キリストの死因 山崎純二
先週に引き続き、彼が全身から流された「血」に注目したいと思います。今回は具体的に彼がどのような血を流されたのかについて書きたいと思います。キリストは頭にいばらの冠をかぶらされました。
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律法と福音(21)血の歴史・血の福音 山崎純二
前回言及した通り、彼は、「私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた」のであり、主は私とあなたを愛するゆえに「私たちのすべての咎を彼に負わせた」のですが、それは全身から「血」を流すことによりなされました。
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