渡辺俊彦
-
こころと魂の健康(21)怒り 渡辺俊彦
昨今、メディアから流れるニュースは虐待、殺人、暴行など心が痛む内容が少なくありません。これらの背後にあるのは人間の「怒り」の感情です。この怒りについて考えてみましょう。
-
こころと魂の健康(20)反省と悔い改め 渡辺俊彦
一時期、猿が反省するポーズが大流行した時代がありました。教会でもそのポーズが人々の笑いを誘ったものです。
-
こころと魂の健康(19)成育環境を豊かにするために 渡辺俊彦
昨今、「子どもの貧困」ということが報道されるようになりました。子どもの貧困の背景にあるものは家庭の崩壊です。この家庭の崩壊の原因は夫婦関係の破綻です。
-
こころと魂の健康(18)怒りの処方箋Ⅲ 渡辺俊彦
人々の声に耳を傾けていると、気がつくことがあります。それは、自分を変えないで人を変えようと熱心になっている姿です。そして、なかなか自分の思い通りにいかないと、「あの人は頑固で困ったものだ」と評価し、レッテルを貼ってしまうのです。
-
こころと魂の健康(17)怒りの処方箋Ⅱ 渡辺俊彦
前回の続きです。私たちの内に蓄積された怒りは、破壊的な自分、未成熟な自分に気づきを与える大切なものです。しかし、一般的に怒りの感情は、とても悪いものとして扱われています。
-
こころと魂の健康(16)怒りの処方箋I 渡辺俊彦
私たちの教会から自転車で10分ほど行ったところに大きなお寺があります。そのお寺の入り口の掲示板に「怒りは敵と思え」という文書が訓辞のように貼ってありました。
-
こころと魂の健康(15)認知の歪み 渡辺俊彦
私は、教会員の方々から説教中の癖について真似をされることがあります。その姿を見ている他の教会員はクスクス笑います。その度に感じることは、「人の笑いをさそう癖は人間関係の潤滑油になる」ということです。
-
こころと魂の健康(14)万能薬 渡辺俊彦
教会生活には万能薬となっている言葉があります。その万能薬とは「それは神のみ心です」という言葉です。
-
こころと魂の健康(13)曖昧さ 渡辺俊彦
年齢を超えて多くの方々と話をしていると感じることがあります。それは、どうも他者の曖昧さを認めることができない人が多いということです。
-
こころと魂の健康(12)心の刃 渡辺俊彦
先日、友人からカウンセリングを依頼する電話がありました。職場に情緒不安定な人がいるので話を聞いてあげてほしいということでした。早速、時間を調整しその友人の会社に向かいました。
-
こころと魂の健康(11)走り方 渡辺俊彦
走り方と言えば陸上競技、中でもトラック競技を思い起こします。トラック競技には、短距離、中距離、長距離とそれぞれのペース配分や走法があるようです。そして競技者は、誰よりも速く走るために他の選手と比較しながら目標を設定し努力します。それは、栄冠を得るためです。
-
こころと魂の健康(10)承認 渡辺俊彦
ある日私は、青年たちと教会の奉仕について語り合っていました。すると、ひとりの奉仕に熱心な青年が「僕は、目立たない奉仕が特に大切であることは十分に理解しています。しかし、それが継続できません。そんな気持ちが生じると空しく感じてしまいます。僕は目立つ奉仕が好きなんです」と語りだしました。
-
こころと魂の健康(9)自立 渡辺俊彦
普段の会話や教育、医療、福祉の現場のなかで「自立」という言葉がしばしば用いられます。あるお母さんは「内の子は人に迷惑ばかりかけて困ったものだ。どうしてこんな子になったのだろう」と言います。
-
こころと魂の健康(8)劣等感 渡辺俊彦
元気に健やかに見える人が、劣等感を抱いていることがしばしばあります。また、自信を失っている人の内に、深い劣等感があることは少なくありません。それだけ、劣等感と言われ、自分に思いあたらない人はいないでしょう。
-
こころと魂の健康(7)福音という名の律法 渡辺俊彦
先日、定年退職された方が教会を訪ねて来られました。「なかなか教会は敷居が高くて中に入ることができませんでした。教会の回りを何回かうろうろし勇気を振り絞ってやっと入りました」と話されました。
-
こころと魂の健康(6)良い子 渡辺俊彦
ある幼稚園から、お母さんたちを対象とする講演会に招かれました。講演を終えて別の部屋に案内され、係のお母さんたちと雑談をしていたときのことです。そこに一人のお母さんが訪ねて来られました。
-
こころと魂の健康(5)自分を赦す 渡辺俊彦
私自身も含め多くのキリスト者は、自分を赦すということが苦手なようです。私たちは、十字架の贖いによって赦されています。神の前にあって、赦された罪人として歩んでいるのがキリスト者です。
-
こころと魂の健康(4)自己対話 渡辺俊彦
私は、子どもの頃よく三面鏡の前に座り自分の姿を映して遊んだものです。三面鏡の前に立つと三方向から別々の自分の姿が映し出されるからです。それが楽しかったのです。人間関係は鏡だという言葉があります。
-
こころと魂の健康(3)自己概念 渡辺俊彦
私には、大手企業の人事課に所属する大学の後輩がいます。ある時私は、後輩に採用面接の際「どんな質問をするのか」「何を目的に質問するのか」を尋ねたことがあります。すると、「自己理解がどの程度できているかを知るためだ」というのです。
-
こころと魂の健康(2)強い、弱い 渡辺俊彦
「あの人は強い人だ」「私は弱い人だから」と、人や自分を評価する言葉として「強さ」「弱さ」がしばしば用いられます。 先日、一人の青年が「自分の弱さを受け入れるのが怖いのです」「自分の弱さを受け入れると自分がどうなってしまうか不安でしかたがありません」と訴えてきました。
人気記事ランキング
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
立教大学と同志社大学が協定締結 「キリスト教教育の多様性と新たな可能性を開く」
-
スコセッシ監督、イエスの生涯描く新作で「沈黙」主演のガーフィールドを起用か
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
合同メソジスト教会、同性愛容認へ大きな方向転換 保守派の大量離脱で
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(173)聖書と考える「366日」
-
永遠に残るもののために 安食弘幸
-
合同メソジスト、米国聖公会とのフルコミュニオンに関する協定案を承認 実現に向け前進
-
ハンガーゼロ、沖縄事務所元職員が1200万円以上を横領 内部調査報告書を発表
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(197)仏式葬儀とキリスト教式葬儀の違い 広田信也
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
合同メソジスト教会、同性愛容認へ大きな方向転換 保守派の大量離脱で
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
ハンガーゼロ、沖縄事務所元職員が1200万円以上を横領 内部調査報告書を発表
-
合同メソジスト、米国聖公会とのフルコミュニオンに関する協定案を承認 実現に向け前進
-
立教大学と同志社大学が協定締結 「キリスト教教育の多様性と新たな可能性を開く」
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
スコセッシ監督、イエスの生涯描く新作で「沈黙」主演のガーフィールドを起用か
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
第48回日本カトリック映画賞に「ただいま、つなかん」 晴佐久神父「『復活』の映画」
-
合同メソジスト教会、同性愛容認へ大きな方向転換 保守派の大量離脱で
-
ハンガーゼロ、沖縄事務所元職員が1200万円以上を横領 内部調査報告書を発表
-
世界のカトリック信者、1パーセント増加 司祭・修道者・神学生の数はいずれも減少
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(197)仏式葬儀とキリスト教式葬儀の違い 広田信也