Skip to main content
2025年5月11日16時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

台風・地震・津波、キリスト教団体も救援活動を展開

2009年10月5日19時33分
  • ツイート
印刷
+

 【CJC=東京】フィリピンのルソン島を襲った台風16号(現地呼称「ケツァナ」「オンドイ」)の豪雨災害による死者は、9月29日に240人を超えた。行マニラ首都圏と周辺地域で被災した人は約61万人に上っている。



 国家災害調整協議会(NDCC)議長のギルベルト・テオドロ国防相は28日、グロリア・マカパガル・アロヨ大統領の名によって国際社会に緊急人道援助を呼びかけた。



 すでにユニセフ(国連児童基金)から食糧など1530万ペソ(約2890万円)が寄せられた。米政府も現金5万ドル(約450万円)やヘリコプター、ゴムボートなどを提供した。



 フィリピン赤十字社も寄付呼びかけを繰り返している。避難者には食糧以外に、マット、ブランケット、蚊帳、テント、歯磨き、石鹸、衛生ナプキン、シャンプー、タオル、アルコールなどが必要という。



 カトリック教会マニラ大司教区の社会活動部門の中心となっている救援組織『カリタス・マニラ』も寄付を呼び掛ける一方、1万家族5万人を対象に、教会、聖職者、社会活動部門やボランテアを動員して援助活動を展開している。



 英国に本拠を置く援助団体『クリスチャン・エイド』も食糧、飲料水、薬品などをマニラなどに送った。




◇



 【CJC=東京】台風・地震・津波が相次いで東南アと南太平洋を襲った。フィリピン、サモア、米領サモア、インドネシアなどで死者多数を出し、被災者も正確な数を把握出来ないまま増え続けている。



 日本など各国政府や救援組織が緊急活動を展開する中で、キリスト教団体も救援活動を展開した。



 マグニチュード7・6の地震に見舞われたインドネシアの西スマトラで、被害の大きかったのはパダン・パリアマン地区(人口38万7500)とパダン市(同90万)と同市北方のパリアマン市(同7万7500)。パダン市では倒壊したビルの下敷きになった人も数千人と推定されている。



 パダン・パリアマン地区では1万戸以上が倒壊した。公共施設19箇所も被害が大きく、学校も50以上が破壊された。宗教施設も88箇所が損壊した。



 パダン市では家屋の半数が全半壊している。電話は不通、停電、空港も一時閉鎖された。再開後もジャカルタからの便は満員。



 同市最大で手術設備も完備していた病院も被害を受けた。救援団体のスタッフは、患者が廊下にまで溢れており、死体置き場も屋外に設けられた、と言う。医療援助が最重要だ。



 救援に協力しているアフスティヌス・ムデイハルトノ神父は、生存者の置かれた状況も深刻だとし、さらに北方50キロのパリアマン町では全戸が地震で破壊されている、と言う。



 『国際カリタス』は、パダンに向けて『カリタス・インドネシア』と共に救援・調査団を派遣する準備を進めている。ただ各地で道路も寸断され、被害調査もままならない。



 主要団体の各地での活動状況はCJC通信調べでは次の通り。



 ▽国際カリタス=『カリタス・フィリピン』はマニラ首都圏始め今回の台風で被害を受けた地域に救援を開始した。当面の目標を1万家族(5万人)に定めた。救援米650袋を買い付けたが、それでは全く不十分と見ている。



 台風はフィリピンに大被害をもたらした後、ベトナムをも襲撃した。『カリタス・ベトナム』は被害の大きかったクアンナム、ビンデイン地区に援助を集中している。



 『カリタス・サモア』は、「津波が襲来してから5〜6時間で、救援活動を始めたが、被害はこれまでになく大規模だ」とスタッフのピーター・ベンディネッリ氏、生存者のために安全な場所を確保し、臨時のシェルターを提供している。「水不足が深刻だ。この温度と太陽の下、水なしでは長時間活動できない」と言う。大量の飲料水を買い付け、現地に輸送中。「トラックは食糧、水、衣料を満載して行き、帰りは病人やけが人を乗せてくる。ヴァン6台とトラック2台を動かしている。遠隔地には道路が不通でたどり着けない。被害はもっと大きいだろうが分からない」とベンディネリ氏。



 ▽ACT(教会行動一致)=フィリピンでは『国際ACT』は政府機関などからの援助が遅れている地域を中心に活動を展開している。洪水によるぬかるみが貧困層の衛生状態を悪化させる中で活動している。



 ベトナムではスタッフ3人が政府や地方組織に協力して活動している。飲料水を提供するほか、健康相談に当たっている。緊急援助がひとまず行き渡ったことから、早期復興に協力する。



 インドネシアでは、ACT加盟団体のYTBI、『ヤックム・救援ユニット』(YEU)と『教会世界奉仕』(CWS)の西スマトラ駐在スタッフが、地震発生から3日後には現地で救援活動を展開した。



 『ACT・インドネシア会議』が政府、国連機関、教会やNGO団体と救援活動を調整している。『プレスビテリアン災害援助』(PDA)のジャカルタ駐在レベッカ・ヤング氏が情報・連絡を担当している。世界各地からの援助連絡もある。『ルーテル世界救援』と『クリスチャン・エイド』の現地スタッフも協力している。



 ▽ワールド・ビジョン=国連やキリスト教救援団体と協力、アチェやジョクジャカルタ駐在の救援スタッフをペンガレンガンやタシクマラヤに派遣した。現在100万米ドル(約9000万円)募金を計画中。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • ワールドミッションレポート(5月10日):ブータンの福音化のために祈ろう

  • 貧困国の少女たちにドレスを贈り続け400万着 神の愛を届ける宣教の手段にも

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 英国国教会の教会検索サイト、この1年で訪問者数が急増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.