書籍
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遠藤周作の未発表作「影に対して」出版 母めぐる自伝的小説
カトリックの小説家として知られる遠藤周作の未発表作「影に対して」がこのほど、他の短編6作と併せ、一冊の本として出版された。「影に対して」は今年2月、遠藤自筆による草稿2枚と秘書による清書原稿104枚が長崎市遠藤周作文学館で発見されていた。
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トルストイ著『人はなんで生きるか』 人の心に息づく神の愛つづった不朽の名作
ロシアの文豪トルストイ。晩年には、真の文芸は人に感化を与え、人生のために何らかの益となるものでなければならないという信念を持ち、何編かの民話を書いた。その中でも『人はなんで生きるか』は、神は愛を万人の胸に深く刻み付ける不朽の名作となった。
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【書評】『字幕翻訳虎の巻 聖書を知ると英語も映画も10倍楽しい』
「1粒で2度おいしい」はグリコの宣伝文句だ。しかし本書『字幕翻訳虎の巻 聖書を知ると英語も映画も10倍楽しい』は、「1粒で3度以上のおいしさを保証します!」とでも言うべき「お宝本」である。
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【書評】『人生に悩んだから「聖書」に相談してみた』
本書の著者である上馬キリスト教会ツイッター部のMAROさんは、同志社大学で私が受け持っている授業にも、特別講師として参加し続けてくださっている。本書は、いわゆる「お悩み相談」系である。
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【書評】『VTJ旧約聖書注解 コヘレト書』「反黙示思想の書」として読み解く新視点の注解書
日本語で書き下ろされた旧新約聖書注解シリーズ「VTJ・NTJ」。その旧約側のシリーズである「VTJ」の4冊目『VTJ旧約聖書注解 コヘレト書』(小友聡著)が、「出エジプト上・下」「列王記上」に続いて、この3月に発刊されました。
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神学書を読む(66)『旧約聖書の政治史 預言者たちの過酷なサバイバル』
本書は、筑波大学名誉教授の古田博司氏による力作である。専門は政治思想・東洋政治思想史。その視点から、古田氏が青年時代に読み始めた聖書、特に旧約聖書を社会科学の立場から解釈すると、どんな絵が見えてくるかという面白い試みである。
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がん「人の体は侵しても、心まで侵せない」 「がん哲学外来」の樋野興夫氏が新刊『聖書とがん』
日本で初めて「がん哲学外来」を開設し、現在では「がん哲学外来&メディカルカフェ」を全国で展開している順天堂大学名誉教授の樋野興夫氏が、新刊『聖書とがん―「内なる敵」と「内なる人」』を出版する。樋野氏は、「がんは人の体は侵しても、心まで侵せない」と語る。
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神学書を読む(65)『上馬キリスト教会ツイッター部のキリスト教って、何なんだ?』
「世界一ゆるい聖書入門・聖書教室」シリーズで、文字通り一世を風靡(ふうび)した上馬キリスト教会ツイッター部。このブレイクによって一気に人気作家の仲間入りを果たした(?)ツイッター部の「まじめ担当」こと、MAROさんの最新刊が本書である。
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神学者がつづる若者のための「人生論」 『明日に向かって バークレーとの365日』
本書は新約学者ウィリアム・バークレーの『希望と信頼に生きる―ウィリアム・バークレーの一日一章』(ヨルダン社刊、1974年)を、編集者のデニス・ダンカン氏が若い人向けに編集したものである。これは、誰でも気軽に読める大変親しみやすい「人生論」といえよう。
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神学書を読む(64)最も実用的な神学研究の一例がここに!『英米文学者と読む「約束のネバーランド」』
「神学」というと、文字通り「(キリスト教の)神に関する学問」となるが、そのレンジは広い。そして、今回取り上げるような書物もまた、大きな視点で見るなら「神学書」と表現することができよう。
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キリスト教書店大賞にヘンリ・ナウエン『今日のパン、明日の糧』
全国のキリスト教書店員が一番読んでほしい本を投票で選ぶ「キリスト教書店大賞2020」が11日発表され、ヘンリ・ナウエンの『今日のパン、明日の糧—暮らしにいのちを吹きこむ366のことば』(嶋本操監修、河田正雄訳、日本キリスト教団出版局)に決まった。
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【書評】『最終決戦 トランプVS民主党 アメリカ大統領選撤退後も鍵を握るサンダース』
黒い下地に、ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン元副大統領の写真が並び立ち、その背後に白黒のバーニー・サンダース氏。そしてかなり扇情的な文言が躍る。
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神学書を読む(63)『ヤバいぜ!聖書(バイブル) あなたに贈る40のメッセージ』
そんな少し「異質な」クリスチャンたちのことがメディアで取り上げられるようになったからだろうか、ついにキリスト教学校のオフィシャル本として明治学院が昨春、『ヤバいぜ!聖書(バイブル) あなたに贈る40のメッセージ』を発刊した。
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神学書を読む(62)『LGBTと聖書の福音 それは罪か、選択の自由か』
米連邦最高裁は15日、性的少数者(LGBT)であることを理由に解雇することは公民権法に違反するという判断を示した。そんなタイムリーな判決が出た時期に、一冊の書物を紹介したい。それが『LGBTと聖書の福音 それは罪か、選択の自由か』である。
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『バラバ』 キリストの代わりに釈放された盗賊の半生
出版後たちまちベストセラーとなり、著者のラーゲルクヴィストは翌年、ノーベル文学賞を受賞した。キリストの代わりに釈放された盗賊バラバの半生を通して、信仰を求めつつも何も信じることができない現代人の苦悩を描き出したことで高く評価された。
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【書評】渡辺靖著『白人ナショナリズム』 米黒人死亡事件の最中に読むべき最適の一冊
米国が揺れている。新型コロナウイルスで世界最悪の感染者と死者を出し、さらに5月25日に発生した白人警官による黒人男性の窒息死で、さらなる混乱と混迷が深まっている。そんな最中に読むべき最適の一冊が本書『白人ナショナリズム』である。
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「キリスト教書店大賞2020」ノミネート作品発表 10周年記念企画も
全国のキリスト教書店員が選ぶ「キリスト教書店大賞」の今年のノミネート作品が1日、同賞のフェイスブックで発表された。今年は同賞創設10周年を記念し、歴代ベスト3作品計27点から読者投票で「歴代ベスト3グランプリ」を決定する企画も行われる。
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【書評】ジョン・パイパー著『コロナウイルスとキリスト』
ベツレヘム・バプテスト教会(米ミネソタ州)の主任牧師を30年以上務められたジョン・パイパー牧師が『コロナウイルスとキリスト』(原題:Coronavirus and Christ)という小冊子を発行され、世界中のクリスチャンの間で読まれています。
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神学書を読む(61)僧侶、牧師にして教授の2人による刺激的な対談集 『宗教は現代人を救えるか』
京都の花園大学文学部長・教授にして浄土真宗の僧侶である佐々木閑(しずか)氏と、同じく京都の同志社大学神学部長・教授にして日本基督教団の牧師である小原克博氏。両者のある意味ガチンコ対談集が本書である。
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神学書を読む(60)黒人音楽とキリスト教の切っても切れない関係 『リズム&ブルースの死』『アレサ・フランクリン リスペクト』
ゴスペルの歴史をひもとくならば、当たり前だが宗教性豊かな米国におけるキリスト教の多様性に行き着く。今回の2冊は、特に黒人たちの霊的ホームであるキリスト教会と彼らの文化とのシンクロニシティー(共時性)をストレートに描き出している。
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