神の恵みと希望の流れに生きる 万代栄嗣

2018年3月26日18時05分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷
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「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」(ローマ5:3~5)

まだ肌寒い日がありますが、桜が開花しました。春にふさわしい神からの勢いある恵みを頂こうという期待感を持ち、神に生かされている者として信仰を働かせましょう。「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です」(Ⅰコリント13:13)と聖霊は語っています。神を信じて「信仰」を持って歩むこと、神にあって常に「希望」を抱くこと、神にあって「愛」すること、これらは無くなることがありませんので、私たちはそれらを本当に大切にしていかなければならないと思います。人生は悲喜こもごも、いろいろな出来事が起こる人生の中でも「私の信じる神は恵みの神である」という信仰をしっかり確認しておきましょう。

今日の聖書箇所は、ローマ人の手紙の中でも特に有名な箇所と言っても過言ではありません。ここから3つのことを確認しましょう。

1. この希望は失望に終わることがない

いつまでも変わらない「希望」を与えてくださる神がおられることを感謝しましょう。聖書の神は常に私たちに「希望」を与えてくださるお方です。私たちの人生は、しばしば「川の流れ」に例えられます。人生の中での悲喜こもごも、激流もあれば、緩やかな流れもあります。そのどんな流れの一場面を切り取ったとしても、神はそれぞれの場所で必ず私たちに希望を与えてくださる神なのです。

神は必ず私たちに良き物を与えてくださる、恵みを備えてくださるお方であることを感謝しましょう!「この希望は失望に終わることがありません」(5節)。この御言葉を私たちの胸に刻みつけましょう。

2. 忍耐が練られた品性を生み出す

「患難さえも喜んでいます」(3節)とありますが、「患難」とは人生で体験する「試練」のことです。ため息や涙でしか表現できないような厳しい状況の毎日のことです。人生の中にはつらいと言わざるを得ないことが起こります。けれど「神の恵みの流れ」の中で必ず次に来るものに期待しましょう!

「患難」が「患難」のまま固定されることはありません。詩篇の作者が「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした」(詩篇119:71)と語っているように、実は「試練」「困難」「苦しい」と思われる状態こそ人として最高の心構え、人間として持つべき最高の資質を与えられるための準備の時なのです。

「忍耐」を前向きに乗り越えた人しか身につけることのできない、その人らしい人生の味わい、深い人格、品性を生み出すのです。それは楽な体験からは、決して得られません。

3. 保証は神の愛

この流れは、神の御手の中にあります。人生のこの流れが必ず次の恵みの流れへと導かれるのです。そしてその保証は、神の愛です。神の愛は、きれい事の概念ではなく、今も生きて働く聖霊によって神の恵みが愛という形で具体的に与えられていることを感謝しましょう。目に見えなくても、今この瞬間も働く神の聖霊によって、神の愛が私たちの人生の中に豊かに注がれていることを受け止めましょう。

だから私たちは、どのように弱くてもつまずいても諦めません。神によって与えられる希望は失望に終わることがありません。聖霊によって神の愛があなたの心に注がれているのですから、「神の恵みの流れ」をさらに体験してまいりましょう!

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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