北海道苫小牧市の矢農誠(やの・まこと)市議(37)=苫小牧市北栄町=が25日、当時中学3年生だった少女(15)を買春したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で逮捕された。矢農容疑者は「援助交際はしたが、18歳未満だとは知らなかった」と話し、容疑の一部を否認しているという。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、矢農容疑者は昨年12月26日、札幌市豊平区のホテルで、当時中学3年だった少女に現金を渡す約束をし、みだらな行為をした疑いが持たれている。時事通信によると、少女は矢農容疑者とツイッターを通じて知り合い、5千円を受け取ったと話している。別の買春事件の捜査過程で矢農容疑者が浮上したという。
苫小牧市議会のホームページによると、矢農容疑者は会派「改革フォーラム」の代表で、当選3回目。改革フォーラムには、矢農容疑者含め議員5人が所属しており、同紙によると、所属議員は民進党と無所属。時事通信によると、矢農容疑者自身は無所属。