2019年8月13日07時05分

闇から光へ~的外れからの解放~(91)賛美クス!!! 佐伯玲子

コラムニスト : 佐伯玲子

「洗脳グッズ残金支払い問題」が一件落着し、これまで繰り広げられた墓信仰Xとの「霊的戦い」に終止符が打たれました。イエス様と共に歩む信仰の人生は、新たなステージへと突入し、本格的に動き出しました。

しばらくして、状況にさまざまな変化が起き、その中で進むべき道を主に祈り求めたとき、「植え替えられるとき」という主の声が思いに来ました。何度祈り求めても、答えは同じでした。それは、マルセ先生が牧会されている教会への転会でした。

教会が使徒的教会へとシフトチェンジし、その土台が築かれた頃のタイミングでした。S先生の教会も、使徒的な教えと油が注がれていた教会で、飛び跳ね、歌い、踊る、元気で賑やかな賛美を主にささげ、預言、異言もパワフルに解き放たれ、御言葉を用いて、イエスの御名によって“宣言”する祈り方もしていたので、私の中には抵抗なく流れに入ることのできる下地が作られていました。

クリスチャンが勝ち取っていくべき「7つの山」の、特に「宗教の山」と「芸術エンターテイメントの山」において、同じような、否、それ以上の試練を乗り越えてこられたマルセ先生を通し、私をお救いくださった主は、一時の間、使徒的基礎訓練をS先生の教会でさせ、マルセ先生の教会へと送り込むことをご計画されていたのでしょう。お2人の先生とじっくり話し合い、祈り、決意し、S先生の教会から送り出していただき、「主イエスの恵み教会」に転会したのです。

とはいうものの、当時は調布(東京都)に住んでいたため、「茅ヶ崎にある教会に、毎週2時間半かけて通うのは大変だろう」と、茅ヶ崎に転居が示されるまでの間、月の半分はカバーリング教会である「C」東京教会の礼拝に参加できるよう執り成してくださり、おかげで毎週、主日礼拝に参加することができました。

しばらくたち、「C」東京教会の主日礼拝に参加した日のこと。教会のドアを開くや、いきなり耳に飛び込んできたのは、とっても軽快なユーロビートサウンド! Matt Gilman の「Sing Your Praises」でした。と、突然 “インスパイアーーー!!” 全身に落雷のごとき衝撃が走り、天から「賛美クス!!!」 という声が・・・。それは、約30年間続けてきたエアロビクス・ズンバ・リトモスなどのエクササイズを取り入れ、オリジナルのミニストリーを構築していくように主から示されたものでした。

「このために、ずっと続けていたんだ。主が『賜物』として、ノンクリスチャン時代から訓練し、導いてくださっていたのだ」。イエス様の大いなるご計画に、感動と感激と感謝で胸が爆発する思い!というか、爆発しました(笑)。

福音伝道のため、「“賛美クス”を行っていく!」と心に決め、早速「Sing Your Praises」でコリオ制作に取り掛かりました。「霊・魂・体を、ジーザスシェイプ!」・・・「賛美クス」エクササイズ・ミニストリーが、スタートした瞬間でした。

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佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト