2019年6月1日20時22分

なにゆえキリストの道なのか(197)他人が私の悪口を言う、どうしたらいいのか? 正木弥

コラムニスト : 正木弥

他人が私の悪口を言う、貶(おとし)める。どうしたらいいのか。

他人が私について悪口を言っているのを耳にしたとき、まずは冷静になって、その言われるような事実があるのかないのかを(なるべく客観的に振り返って)点検してみることが大切です。あれば、その限りで直すように努力してみることは当然でしょう。なければ・・・が問題です。

他人はやはり人間です。人間はどんな賢い人でも洞察力や認識力においてどこか限界があるものです。私の真実の姿、私の心境を正確に知ることができません。先入観があったり、価値観が少しは違っていたりしますから、その見方にはどこかバイアス(偏り)がかかってしまうのです。“私”がそれを是正しようとしても、なかなか難しい。あがけばますます悪口や非難が増えるものです。ですから、他人からは正しい評価は多分得られないものと覚悟しておいた方がよさそうです。

そんなときは、他人に訴えることはやめにして、あなたの実情をすべて知り、あなたの訴えを正しく受け止めてくださる方〔キリストの神様〕に頼ってみてはどうでしょうか。神様はコトの真相・実情をご存じです。あなたが誤解を受けて傷ついていること、正しい評価を受けずに苦しんでいること、ガマンして損やしわ寄せを被っていること、不当なプレッシャーを受けて悩んでいることなど、すべてご存じです。

キリストの神は正しい裁き主ですから、あなたがその方にお任せしてガマンしていれば、いずれ適当なときに、適当なやり方でさばいてくださいます。公義の神ですから、正しい者がゆるがせにせられたまま捨て置くことはなさいません。あなたはただ、必要なときに「していません」とか「このようにしました」とか簡潔に、しかし断固として主張しておけばいいのです。また、へたに仕返しなどは考えないことにしましょう。そんなことをすれば、コトがこじれ、もっと大きな反動がきて、惨めな思いをしかねません。キリストの神様にお任せしておくのが一番いいのです。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ