2016年7月20日10時50分

そうじ力(8)使う頻度で物の置き場所を決める 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

教会は、毎週日曜日に人が集まる場所です。そうすると、1週間に1度使う物が幾つかあります。しかし、毎日使う物もありますし、2~3日に1度使う物もあります。

① 毎日使う物
② 2~3日おきに使う物
③ 1週間おきに使う物

①から③の順で、身近な場所に置くと効率がよいはずです。

毎日使う物は、手を伸ばし切らなくても取れる場所に置くとよいはずです。私は、毎日使う物はそのように配置するように心掛けています。

1週間に1度、1カ月に1度使うような物は、手近な場所に置かなくてもよいでしょう。半年に1度、1年に1度の頻度で使う物なら、別の部屋などにしまいこんでも支障はありません。

ただ、半年後、1年後に「あれどこにしまったっけ?」では困ります。そうならないように、工夫が必要です。

コンビニやスーパーでアルバイトをしたことがありますが、「先入れ先出し」というルールがありました。先に仕入れた物を一番手前に陳列して、お客さんに古い物から買ってもらうようにします。

私もそうですが、それを知っている人は、一番後ろの物を取ってそれを買う人もいます。お店としては困りますが、客としては、新しい物の方が新鮮なので、お弁当であればおいしいです。

これと同じように、「先入れ先出し」ができるように物を整列させることが大切です。そうしないと、新しい物を古い物の上に積み上げて、その上から使ってしまうと、古い下に置かれたままの物は、使われないままどんどん古くなり、劣化したり、賞味期限が過ぎてしまったりして、無駄にしてしまうことになります。

「先入れ先出し」とともに、使う頻度が多い物を身近に置き、使う頻度の少ない物を遠く置いて物を整列させることで、無駄な動きがなくなり、物を無駄にすることがなくなるのではないでしょうか。

もし、物が整列されていないなら「そのうちに」ではなく、今から整列させて仕事に取り掛かったらどうでしょう。

今日も素敵な一日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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