2025年9月2日13時06分

キリストの心と思いが与えられている恵み(2)心が人生を決める 加治太郎

コラムニスト : 加治太郎

人が天幕の中で死んだ時に用いる律法は次のとおりである。すなわち、すべてその天幕にはいった者、およびすべてその天幕にいた者は七日のあいだ汚れる。ふたで上をおおわない器はみな汚れる。つるぎで殺された者、または死んだ者、または人の骨、または墓などに、野外で触れる者は皆、七日のあいだ汚れる。汚れた者があった時には、罪を清める焼いた雌牛の灰を取って器に入れ、流れの水をこれに加え、身の清い者がひとりヒソプを取って、その水に浸し、これをその天幕と、すべての器と、そこにいた人々と、骨、あるいは殺された者、あるいは死んだ者、あるいは墓などに触れた者とにふりかけなければならない。すなわちその身の清い人は三日目と七日目とにその汚れたものに、それをふりかけなければならない。そして七日目にその人は身を清め、衣服を洗い、水に身をすすがなければならない。そうすれば夕になって清くなるであろう。(民数記19:14~19)

今回の聖書箇所も、命について書かれています。神様が私たちを創造されたのは、私たちが満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むためです(参照・ヨハネ10:10)。

私たちの心が、私たちの人生を決めます(参照・箴言4:23)。では、私たちはどのようにして自分の心を守ることができるのでしょうか。否定的な考えが頭に浮かび、さまざまな問題で絶えず思い煩うような状況でも、私たちには、キリストの心と思いが与えられています(参照・1コリント2:16)。私たちの魂(心、思考、感情)がどのような状態であったとしても、信仰によって、その真実を告白し続けることが重要です。

御言葉に従い、全ての思い煩いを神様に委ねることを選択するのです(参照・マタイ20:28、1ペテロ5:7、詩編55:22)。私たちが主に頼ることで、主が私たちに仕えてくださり、問題が解決されていきます。

今、人間関係の問題で悩みを抱えているでしょうか。自分の力で何とかなると勘違いして、無意識のうちに、その問題を自力で解決しようとしていませんか。これは私たちの盲点であり、そのまま放置しておくと、ますます自分を追い込むことになります。しかし、私たちがこの盲点に気付き、全ての思い煩いを神様に委ねるという選択肢を選べば、神様は、私たちが何をすべきかを教え、全てを導いてくださいます。

今日、私たちがどのような状況に置かれているとしても、キリストの心と思いが与えられていることを告白し続けましょう。もし今、絶えず思い煩っている問題があるならば、その思い煩いの全てを、神様に委ねましょう。

GOD BLESS YOU!

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加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。