2025年4月29日10時20分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(224)聖書と考える「失踪人捜索班 消えた真実」

コラムニスト : 篠原元

元刑事の城崎は、突然消えてしまった妻を見つけ出すために、警察をやめて、失踪人を捜し出す特別チームを立ち上げます。集まったのは、個性豊かなメンバーたち。そして、彼らに協力するのは、城崎の同僚だった、捜査一課刑事の笹塚。

彼らは警察が動かず捜そうとしない失踪人たち、そして城崎の最愛の妻を見つけ出すことができるのか…!?という、ノンストップドラマ、テレ東で金曜21時、主演町田啓太さんで放送中です!!

さて、聖書にも、失踪人というか、ある日、いなくなった人が出てきます。そうです、急に、見えなくなった男性です。

ま、実は、神様が取られた、つまり神様が彼を移されたわけでして、事件・事故(失踪)ではないのですが…エノクさんです(旧約聖書・創世記5章、新約聖書・へブル人への手紙11章参照)。

そして、もう1人、ある日いなくなって、見えなくなった有名人の記述が、旧約聖書にあります。それが、列王記第二2章に書かれている、預言者エリヤです。ご存じの方はご存じでしょうけれど、エリヤはある日、生きたまま、天に上って行って、人々は彼を見なくなったわけです。

皆さん、人が、生きたまま天に上っていく…信じられますか。実際問題、そんなん見たことないでしょうし、見ちゃったらショッキングでしょうけれど、これ、歴史上の事実です。

で、エリヤはある日、生きたまま天に行って、人々は彼を見なくなったわけですが、その後、人々は、このドラマのように消えてしまったエリヤを捜す【エリヤ捜索班】を立ち上げ、エリヤを捜しているんです(列王記第二2章17節から参照)。

そうです、実に何十人もの【エリヤ捜索班】が何日間も捜したけれど、やっぱりエリヤは見つかりませんでした。だって、天へ上って行ったわけですから。

最後の最後に皆さん。あなたもいつか、エリヤのようにではないけれど、天へ行く日がきます。生きたまま天へ行くということはないけれど、地上の一生を終えて、神様のもとへ行けるわけですよね。そう、神様がいる天の王国に、あなたは招き入れてもらえるのです。

この素晴らしい希望を胸に、その日まで、歩んでまいりましょう。アーメン。

しかし、私たちの国籍は天にあります。(新約聖書・ピリピ人への手紙3章20節)

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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