2020年3月28日09時50分

なにゆえキリストの道なのか(最終回)神から愛され、祝福を受けるためには? 正木弥

コラムニスト : 正木弥

神から愛され、祝福を得たい。そのためには結局どうすればよいのか。

神様はどんな罪人も滅びてしまうことを望まず、悔い改めて御子キリストを信じるなら、子とし、天の御国での永遠のいのちを与えようと約束してくださっています。このような意味で、万人は神様から愛されています。あなたもそうです。その愛を受け入れさえすれば、すなわち、キリストとそのあがない《十字架による罪の赦(ゆる)し》を信じさえすれば、あなたも究極の祝福(すなわち、神の子とされ、永遠のいのちにあずかれるという祝福)が待っています。ぜひ、キリストを信じ、そして、その愛のうちにとどまりましょう。

わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。(ヨハネ14:21)

これまでるる書いてきたように、神は、人それぞれの事情によりさまざまな人生をたまわります。なかなか思い通りにならず、つらいところを通らされることもあります。しかし、自分にたまわったこの人生に、不平・不満を言わず、神様を信じて、雄々しく耐え、雄々しく生き切りましょう。神様を愛する生き方に徹しましょう。そうすれば、神様は豊かに報いてくださいます。

再度、詩篇91篇14~16節の言葉をお贈りして、終わります。

彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。
彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。
わたしは苦しみのときに彼とともにいて、
彼を救い彼に誉れを与えよう。

この詩で、“彼”とは信じる人一人一人のこと、“わたし”とは神様です。ご健闘をお祈りします。(おわり)

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ