2020年1月25日17時37分

なにゆえキリストの道なのか(231)祈らないでも、全能の神はご存じなのでは? 正木弥

コラムニスト : 正木弥

神は全能で、心の中まで見るのであれば、私たちは祈らないでもご存じなのではないか。

その通り、神は私の心の中までちゃんと見ています。良いことも、悪いこともご存じです。ただし、私たちの心の中はころころと変転を続け、なかなか留まらない、定まらないのです。その心の中をきちんと口に出すことによって、祈りが確定し、正式の願いとなるのです。ですから、自分一人の時であろうと、口に出して祈るべきです。そのことの重要性について、こう書いてあります。

なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ,口で告白して救われるのです。(ローマ10:9、10)

心で決めたことを口に出して祈りましょう。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ