2019年9月28日11時38分

なにゆえキリストの道なのか(214)旧約聖書はキリスト以前の経典だから“いらない”? 正木弥

コラムニスト : 正木弥

旧約聖書はキリスト以前の経典だから“いらない”のではないか。

旧約聖書はそもそもの土台です。天地の初め・人間の初め・罪の初め・民族のはじめ・国の初め、そしてさまざまな失敗、堕落と回復が書かれています。その上に新約聖書があるのです。旧約聖書と新約聖書は有機的に結びついています。旧約聖書がなければ新約聖書はあり得ません。旧約聖書のうちになされた預言の成就(実現)が新約聖書の中で多く記録されています。

イエス・キリストは突然に現れた方ではありません。旧約聖書において預言され、そのとおり現れたのです。新約聖書は旧約聖書の実現と未来を書いているのです。

旧約聖書に記されている多くの出来事やことばが新約聖書で紹介され、引用されています。つまり、旧約聖書は出典元です。よって2つのものが切り離されたのでは意味不明となります。つまり、旧約聖書と新約聖書は切り離せない、2つは1つなのです。旧約聖書も不可欠の聖典、新約聖書と一体の聖書なのです。ユダヤ教のみならず、キリスト教でも聖典なのです。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ