2019年5月18日09時16分

なにゆえキリストの道なのか(195)クリスチャンになると生活が窮屈で不自由にされるのではないか? 正木弥

コラムニスト : 正木弥

クリスチャンになると生活が窮屈で不自由にされるのではないか。

子育てをしたことがある方は分かるでしょう。愛する子が病気や事故・事件に遭わないよう、さまざまな注意を与え、アレをしてはいけないコレをしてはいけないと禁止や指示をします。世の中は危険や有害なものに満ちていますから、幼子が知らずにあるいはうっかりそれらに巻き込まれてしまわないように、親は先回りしてその危険性や有害性に気付いて注意を与えるのです。禁止して幼子を守ろうとするのです。

神も、愛する子(我々)が天の故郷、永遠のいのちへと行き着けるよう、信仰の旅路における危険・有害・堕落・不信仰から守ろうとして、注意や禁止をしているのです。それは、神の愛ゆえの口出しなんです。窮屈と捉えず、神の愛の配慮として、感謝して受け止めてほしいものです。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ