2019年3月3日06時33分

牧師の小窓(156)病気と困難のための祈り 福江等

コラムニスト : 福江等

牧師の小窓(156)病気と困難のための祈り 福江等

これからしばらくの間、このコラムでさまざまな状況の中における祈りの言葉を記載してみたいと思います。これらの祈りは「クロスウォーク」というネットジャーナルに記載されているもので、祈りを書かれた方のお名前を最後に記しておきます。これらを参考にして、私たちの祈りの生活がさらに豊かになれば幸いです。

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病気と困難のための祈り                                

イエス様、あなたは私の体のすべてをご存じです。そして、この体が十分に機能していないこともご存じです。病気はストレスをもたらします。また、したいと思うこともできなくなります。正直言って、主よ、病気にはなりたくありません。しかし、このような時はあなたの中で心を休めることもできます。ですから、あなたの御前にただ待ち望むこの時を感謝いたします。

主よ。今日、どうか私の体に触れてください。どうか私が忍耐をもって、あなたのみわざを待ち望む者となれますように。医師を必要としていることであるなら、どうか彼らに知恵を与えてください。あなたがどのような方法であれ、私が必要としている助けを備えてくださることを感謝いたします。これが試練であるのか、それともただあなたを信頼する時であるのか分かりませんが、あなたをあがめてまいりたいと願っています。

私の良き牧者として、あなたは私を憩いのみぎわに伴われて、私の心と体を回復させてくださることを信じています。あなたを信頼してお従いいたします。この時を、慎重に計画していた予定を妨げる時としてではなく、この先にある旅路のための力と鋭気を養うためのチャンスとして受け止めることができますように。あなたは私の癒やし主、「素晴らしい医者」です。あなたの臨在と助けを確信させてくれるみことばの約束を感謝し、あなたを仰いでいます。

どうか主よ。この困難な時に、あなたが私に何を学ばせようとしておられるか教えてください。不快な思いを周りの人々にぶつけることがないように助けてください。そして、治療している間、良い患者となる知恵を与えてください。今この病の中にあって、あなたを信頼いたします。どうか癒やしてください。そして、健康が回復した暁には、私の体をあなたの御霊の宮として大切にする知恵を下さい。再び健康になってあなたにご奉仕できる日を待ち望んでいます。しかし、病の中にあってもあなたに近づくことができることを知っています。

イエス様、ありがとうございます。

―レベッカ・B・ジョーダン

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福江等

福江等

(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001~07年、フィリピンのアジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)、『天のふるさとに近づきつつ―人生・信仰・終活―』(ビリー・グラハム著、訳書)など。

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