2018年5月27日06時37分

牧師の小窓(133)ビリー・グラハム名言集・その2 福江等

コラムニスト : 福江等

ビリー・グラハム氏
ビリー・グラハム氏

去る2月21日に主の御許に帰っていかれたビリー・グラハム師の書き残された書物の中から、40の力強い名言を拙訳してみたいと思います。その2回目です。これはガイドポスト誌(英文)に記載されたものです。

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神様の御心について

  • 神様の恵みが支えることのできないところへ私たちを導かれることは、神様の御心ではありません。
  • 神様は何かより良いものと取り替えることなしに、あなたから何かを取り去ることはありません。
  • 一日ずつ生きていきなさい。今日という日は、結局、あなたが昨日心配した明日なのですから。
  • 神様は私たちに2つの手を与えてくださいました。1つは何かを受け取るために、そしてもう1つは何かを与えるために。

永遠を見つめて生きることについて

  • 私は聖書の最後のページを読みました。そしてすべてが申し分のないものになることが分かりました。
  • 富を所有することは、なにも悪いことではありません。富が人を所有するときに、悪いことが起こるのです。
  • お金に対する態度を正しくするなら、人生のほとんどすべての領域でまっすぐに生きることができるようになります。
  • 財産を失ってもどうにかなります。健康を失えば、多少不便さがあります。しかし、品性を失ったら取り返しがつきません。
  • キリストと永遠に共にいることができるのは、現在の重荷よりもはるかに素晴らしいことです。あなたの目を永遠に向けていなさい。
  • 現在、世界の出来事は急速に動いています。私は聖書を片手に、そして新聞をもう一方の手に取ります。すると、私は聖書の中で読むこととほとんど同じことを新聞の中に見ます。聖書の御言葉は、私たちの身の回りで毎日成就しているのです。

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福江等

福江等

(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001~07年、フィリピンのアジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)、『天のふるさとに近づきつつ―人生・信仰・終活―』(ビリー・グラハム著、訳書)など。

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