2017年10月28日05時47分

なにゆえキリストの道なのか(115)どうしてそんな死に方をしなければならなかったのか 正木弥

コラムニスト : 正木弥

キリストの十字架の死は大変むごたらしい。どうしてそんな死に方をしなければならなかったのか。

十字架刑は、ローマ帝国下の非ローマ市民に対する死刑のやり方で、残虐なものでした。これはキリストだけでなく、多く実施されていたもので、現にイエスの両横に犯罪人が十字架刑にかけられていました。

神が、そのような刑を御子イエス・キリストに受けさせたのは、多くの人の、多くの罪の身代わりであったため、併せて、人の罪の重大性を示すためでもあったと思われます。

そのような、つらい犠牲を払って死んでくださったこと、それゆえに、私たちの罪が赦(ゆる)されるようになったことを思い、感謝して、受け入れましょう。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ