2017年7月13日07時15分

わが人生と味の道(61)随想録:神・信仰13 お互いに愛し合う最も良い方法とは 荘明義

コラムニスト : 荘明義

[結婚・夫婦の愛]
〈お互いに愛し合う最も良い方法とは〉

相手の失敗から自分の責任を発見する――これが互いに愛し合う一番良い方法です。相手の失敗を責めたり、怒ったり、けなしたりではなく、その中からお互いに認め合い、許し合い、いたわり合えば、良い関係が結べます。

自分中心の世は(人は)、自分の失敗ですらあわよくば誰かのせいにしたがるものです。ましてや相手の失敗を自分の責任に思えるなんてとてもできないことです。でも、聖書では本当に愛し合える夫婦、親子、兄弟、姉妹になるためには、この方法が一番良いと教えています。

自分中心の世は(人は)、互いに憎み合う結果になるのです。あらゆる問題には必ず原因があります。正しく問題を見つめましょう。夫婦、親子、人間関係、すべての解決の道は聖書の中にあります。

「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もし互いの間に愛があるなら、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです」(ヨハネ13:34、35)

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荘明義

荘明義

(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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