2017年3月3日09時03分

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(34)フランスの絵本 高津恵子

コラムニスト : 高津恵子

信州からこんにちは! ちいさな絵本やノエルです。

今回から世界の絵本を国別でご紹介したいと思います。まず最初は、当店の名前ノエルにちなんでフランスの絵本をご紹介しましょう。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(34)フランスの絵本 高津恵子
羊毛アナトール ノエル制作

『ねずみのとうさん アナトール』(1995年、童話館出版)

上のアナトールは1970年のレトロな絵本です。フランスカラーで描かれていて、さすがフランス! こじゃれている絵本です! 絵のポール・ガルトンは他に多くの知られている絵本を描いているので、また後ほどポールシリーズでご紹介したいと思います。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(34)フランスの絵本 高津恵子

フランソワーズ・セニョーボ

1897~1961年、フランス生まれ。「子どものころからおしゃべり好きで、人形や猫を相手にお話を作っては聞かせたり、聞いてくれる人なら誰にでも、喜んで話を聞かせました・・・」

「5歳で初めて画材を手にしたときから絵を描き続け、紙がなければ壁にまで描いたものです」「戦争中も、何より絵を描くことでつらさを忘れることができました・・・」。自らこう語るほど、絵を描くことを喜びとして生涯を過ごしました。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(34)フランスの絵本 高津恵子

『ロバの子シュシュ』(2001年、徳間書店)

『おおきくなったらなにになる?』(2005年、偕成社)

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(34)フランスの絵本 高津恵子

信州にも、やっと春がやってきました。まだ日陰では雪が残っていますよ。

今日、土手で福寿草とオオイヌノフグリを見つけました! By はる

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【書籍紹介】
高津恵子著『心に寄り添うおとなの絵本(小さな絵本屋さんが綴った12のメッセージ)』

高津恵子著『心に寄り添うおとなの絵本(小さな絵本屋さんが綴った12のメッセージ)』

クリスチャン絵本作家たちが贈る愛の言葉

目次
ありがとうと素直に言えないあなたに
居場所がないと感じているあなたに
悲しい現実に傷ついてしまったあなたに
友人と心が通わなくなってしまったあなたに
大切な人が病気になってしまったあなたに
他者の苦しみに寄り添っているあなたに
どこか満たされない日々を送っているあなたに
子育てに疲れてしまったあなたに
母になっても自分の夢をあきらめないあなたに
人生のパートナーに出会えないあなたに
大切な人へ心からの愛を伝えたいあなたに
天国と死について考えているあなたに

◇

高津恵子

高津恵子

(たかつ・けいこ)

上田女子短期大学卒業、2007年JTJ宣教神学校神学部卒業。実家のホテルで20年勤務した後、保育園勤務。佐久市社会福祉協議会ボランティアスタッフ。「ブレッシング・ホームチャーチ」メンバー。10年から絵本屋「ノエル(NOEL)」を始める。1999年受洗。著書に、最新刊「心に寄り添うおとなの絵本(小さな絵本屋さんが綴った12のメッセージ)」がある。

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