2016年8月3日10時16分

そうじ力(10)そうじを仕事にしよう 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

「毎日、インターネットで文章を分かち合い続けられる秘訣は何ですか?」と聞かれることがあります。

私は、「それを仕事の1つとしているからです」と答えます。これを、趣味でやったり「時々思い出したときにやろう!」程度なら続かなかったと思います。

そうじも同じです。そうじを仕事化してしまったら、絶えず整理・整頓をした状態を保つことができます。そうじをしなくなると、「身の周りをきれいにしよう!」という意識が低下し、どんどん汚くなっていきます。

以前、国道16号線のいつも渋滞している箇所に差し掛かって驚いたことがあります。道路わきに、空き缶や吸殻、ゴミがたくさん捨てられているのです。それを見た他のドライバーは、「なるほど。ここにゴミを捨てても大丈夫だな」と思って捨てるので、さらに汚くなっていきました。

しかし、ある日ディズニーランドに行って、そこで目の前の人が、噛み終わったガムを紙に包んで捨てました。どこからとなく、清掃の人が現れて、あっという間にそのゴミをホウキで掃き、チリトリに入れて去って行きました。

これを見て、ガムを捨てた人は恥ずかしそうにしていました。私も、「とてもゴミを捨てられない」という気持ちになりました。

そうじを仕事化し、きれいな状態をキープするならば、ますます「きれいにしよう!」という意識が働きますが、汚れた状態で放置すると、どんどん汚くなっていくものです。

そうじを、何かの合間にすることと考えることが多いと思います。職場でも、そうじが業務の一部となっている会社は少ないのではないかと思います。

私は、会社でも、個人の自宅でも、一日の始めと一日の終わりに、一番大切なこととしてそうじをするようにしたら良いのではないかと思います。

私も現在進行形です。そうじを習慣化しつつあります。気持ちがいいです。

素敵な一日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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