2016年6月16日20時39分

そうじ力(3)要らない物だけど捨てられないとき、どうしたらよいか? 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

私は、誰よりも物に対する愛着心が強く、整理が下手な人間です。そんな私が、必要に迫られて、要る物と要らない物を分別して、要らない物を捨てられるようになるまでには、多くの時間がかかりました。

要らないけど捨てたくない物は、無理に捨てるのではなく、賞味期限付きの「猶予箱」に入れることにしました。賞味期限は、1カ月でも3カ月でも半年でもいいと思いますが、最大1年としました。

不要だけど捨てるにはもったいない物を、その箱にどんどん入れていきます。捨てる期限をマジックで大きく書きます。期限を1年にするなら、今日から1年後の日付を大きく書きます。

その日までに一度も思い出さなかったし、使わなかったなら、無条件に捨てます。1年が経過しても、まだ捨てたくない物に対しては、もう1年猶予を与えます。何度か使う必要があった物は、必要な物扱いをして、それが必要な時に、すぐに出せるように整頓します。

捨てるときに感じる痛みは、いかんともしがたいものですが、その痛みが次につながっていくのです。次回は、そのことについてお話したいと思います。

ぜひ、不要だけどもったいなくて捨てられない物があるなら、箱に最大1年間保管してみてください。たいていはスパッと捨てられるようになるものです。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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