2016年4月18日00時39分

なにゆえキリストの道なのか(36)発祥の地に、キリスト教会はなくなったのか 正木弥

コラムニスト : 正木弥

発祥の地に、キリスト教会はなくなったのか。

~中近東のキリスト教会の流れ~

キリスト教はそもそもの当初から、「エルサレム、ユダヤ、サマリヤおよび地の果てにまで」宣べ伝えられるはずでした(使徒1:8)。その通りになりましたが、伝播とともにそもそもの発祥の地と周辺から全くいなくなったわけではありません。ペンテコステの日以来、中近東にはキリストを信じる人々がずっとい続けました。今もいるのです。中近東各地におよそ700万人(エチオピアまで含めると2千万人近い)信徒と、その教会が存在するのです。彼らは歴史の大波小波に翻弄(ほんろう)されてきましたが、それでもしっかりと、教会のもと、存在し続けているのです。彼らを決して忘れてはならないのです。

以下に流れ図(説明付き)を掲げます。

なにゆえキリストの道なのか(36)発祥の地に、キリスト教会はなくなったのか 正木弥

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ