2011年9月17日11時37分

2014年WEA総会、代表団による北朝鮮訪問協議へ

(写真左から)元CCK総務協議会長のパク・ジュンソン氏、前CCK代表会長のイ・カンソン氏、WEA代表のジェフ・タニクリフ氏、CCK代表会長のキル・チャヨン氏、WEA北米理事のジャン・ダビデ氏、CCK共同会長のホン・ジェチョル氏=2011年9月9日、ニューヨークのWEA本部で
次期WEA総会について協議する代表者たち=2011年9月9日、ニューヨークのWEA本部で
 世界福音同盟(WEA)の次期世界総会が2014年10月27日から31日に韓国ソウル市で開催されることが9日、WEAと韓国基督教総連合会(CCK)の会合で決定した。次期総会には、これまで迫害のために参加表明の難しかった国々の代表団も新たに加わり、世界200カ国以上の教会指導者が集まる予定で、1万人から1万5000人の参加を見込んでいる。会合では、朝鮮半島の平和と南北統一実現に向けて、会期中に参加教会の代表団による北朝鮮訪問計画を協議し、推進することを決めた。

 WEA代表のジェフ・タニクリフ氏は、「CCKとWEAの両指導者が次期WEA総会の期日について合意できたことに大変感謝している。この総会が単に歴史的なものになるだけでなく、神の恵みと聖霊の油が注がれ、韓国だけでなく世界各国の霊的状況に多大な影響を与えるものになると信じている」と述べた。

 CCK代表会長のキル・チャヨン氏は、「次期総会では世界の一致について議論される。世界各地の諸教会も韓国の諸教会も、その土台は同じキリストだと再確認できる機会になるようにと願っている」と述べた。

 前CCK代表会長のイ・カンソン氏は、「CCKが次回総会を成功に導くためにも、多くの祈りが必要だと感じる。祈りなしにこのような働きを成し遂げることは難しい。韓国の諸教会だけでなく世界各国のWEA加盟の全教会が、共に次期総会のために祈らなければならない」と述べた。

 前回のWEA総会は08年10月、タイのパッタヤで開催された。来年1月にはソウル市で、WEAとCCKが合同でワークショップを開催する予定だ。