2006年11月24日14時45分

<教育法改正>「現行法の理念堅持が重要」深谷理事

 キリスト教学校教育同盟の中高校代表者会が10日、青山学院総合研究所(東京・渋谷区)で開催され、深谷松男氏(宮城学院院長、キリスト教学校教育同盟理事、東京神学大評議員)が『教育基本法「改正」の動き』について講演した。


 深谷氏は、日本の教育法が個人尊厳の理念を土台としていると説明し、この理念がキリスト教の精神に基づいたものであるとした。教育基本法改正案について、「キリスト教学校の教育の使命遂行のためには現行法の理念の堅持が重要」と、反対する意向を明らかにした。


 深谷氏の著書に 『脳の死 人の死』(共編著 1991年 日常出版)、  『信仰告白・教会法』(共著 1991年 横手聖書学舎)、  『現代家族法(第3版)』(1997年 青林書院)、 『生ける石とされて』(1999年 金沢教会)などがある。