2006年7月11日20時02分

JTJ、神学生の伝道学実習に参加者を募集

Jesus To Japan (JTJ) 宣教神学校が7月21日に開催される伝道学実習のために参加者を募っている。神学生が主体となってノンクリスチャンを伝道集会に導き、講師の伝道メッセージを学ぶ。


神学校では「心に悩みを持っている方はぜひいらしてください」と呼びかけている。未信者にも優しい内容の説教がなされるという。


伝道集会はJTJ宣教神学校の教室で開かれ、神学生が準備、祈り、賛美を受け持つ。伝道実習を担当する職員の中村益満氏は、本紙取材に対して実践の中で伝道を学ぶことの大切さを強調した。


中村氏によると講師が模範的なメッセージをするので、伝道メッセージがいかなるものかを学生にしっかりと叩き込むことができるという。学生に対して「一人は必ず連れてきなさい」と強く言っている。未信者の人を誘うことが実質的な伝道ともなるという。


キリスト者人口の増加が頭打ちになりつつある現状を打破するのは伝道である。にもかかわらず、多くの神学校では伝道の実習が第一優先と見なされていない。


JTJ宣教神学校の伝道実習により、実践から遠のいた神学教育のあり方が挑戦を受ける。