2007年1月19日10時37分

イランでキリスト教の取り締まり強化 信徒名簿提出義務付け

 キリスト教徒が全人口の1パーセント未満であるイラン国内で、政府による教会の取り締まりが厳しくなっている。


 今回、新しく規制が敷かれ、それぞれの教会に関わる全ての人の名前を義務付けたほか、聖餐式を行う際は警察の許可が必要となる。


 これに対しイラン福音派の教会は政府による取締りを強く非難した。


 迫害下のクリスチャンを助けている米「オープンドアーズ」によると、イランではマフムード・アフマディネジャド現大統領が、2005年6月に就任してから、特に福音派の教会に対して深刻な取締りがあったという。