2011年3月29日11時36分

グッドネーバーズ、岩手県釜石市・大槌市中心に物資配布

避難所で配布したスケッチブックに絵を描く子ども達(提供:グッドネーバーズ)
 世界20カ国以上で活動するNGO「グッドネーバーズ」は、東日本大震災で被害を受けた岩手県釜石市や同大槌市を中心に、マスクや下着、オムツなどの支援物資を配布した。21日には韓国からのチームも加わり、現在も同北上市を拠点に活動を続けている。

 グッドネーバーズは14日、スタッフ3人を現地へ派遣し、被災地のニーズ調査を実施。調査に基づき、16日から第一陣の緊急支援として約250人が避難している釜石中学校、約450人が避難している旧釜石商業高校、甚大な津波被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町を訪れ物資を配布した。

 24日からは、第二陣の支援として釜石市の避難所4カ所で配布を実施。衛生用品、日用品のほか、避難生活を続ける子どもたちのためにスケッチブックやクレヨン、サッカーボール、バレーボールを届けた。

 状況が落ち着くにつれ救援や振興の度合いに地域差が出てくることから、今後はこれらの状況を考慮しつつ、必要とされる支援を必要とする人々に届けていくとしている。

 緊急支援のための募金も募っている。募金はインターネット上でクレジット決済で可能。詳細、問い合わせは下記まで。


特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン (担当:本城)
〒113‐0033 東京都文京区本郷3丁目17‐7 丸尾駐車場ビル2階
電話:03・5848・4633、FAX:03‐5848‐4425、Eメール:[email protected]
ホームページ:http://www.gnjp.org
関連ページ:http://www.gnjp.org/reports/2011/rpt_2011tohoku_earthquake01.html