2010年4月26日15時07分

福知山線脱線事故から5年 JR西労組員らがミサで追悼


 107人の死者を出したJR福知山線脱線事故から5年を迎えた25日、JR西日本労働組合の和歌山地方本部組員ら9人が、和歌山市の「カトリック屋形町教会」で追悼の祈りを捧げた。



 この日の同教会のミサには約120人が参列。事故発生時刻の午前9時18分に同本部執行委員長の田中明夫氏がベルを鳴らし、「私たち職員がより安全に奉仕できますように」と祈りの言葉を述べた。



 JR福知線脱線事故は、05年4月25日に同線塚口駅-尼崎駅間で発生。死者107人、負傷者562人を出すというJR発足以来最大の事故となった。