2010年4月19日18時41分

米ソが新核軍縮条約に調印、キリスト教界は歓迎

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領とロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領はチェコの首都プラハで4月8日、戦略核兵器の配備数を初めて制限した第1次戦略兵器削減条約(START1、昨年12月失効)に代わる核軍縮条約「新START」に調印した。



 両国議会での批准を経て発効すると、7年以内に配備戦略核弾頭数をそれぞれ1550に制限することになる。



 キリスト教界は調印に早速歓迎の意向を表明している。



 バチカン(ローマ教皇庁)の機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』も条約は「冷戦の論理を覆すもの」と称賛した。



 世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、調印は長く待ち望んでいたニュースだと語った。