2010年4月16日13時18分

【新刊】 聖母マリア崇拝の謎―「見えない宗教」の人類学(河出ブックス)(山形孝夫)

人類の歴史をとおして、おそらく聖母マリアほどに、あらゆる時代を超え、民族を超え、人びとの心をとらえた母なるものは存在しない。キリスト教の起源にさかのぼる「神の母」論争、古代ケルト以来、西欧社会の古層に黒いマリアとして封印され、マグダラのマリアとして押し込められ、カオスのように広がりつづけてきた「見えない宗教」としてのマリア崇拝。二つの視点から「謎」の解明に迫る。(購入する)



著者:山形孝夫
価格:税込1,365円
出版社:河出書房新社
発売日:2010年4月10日
ページ:238ページ