2010年3月18日09時49分

【新刊】 国家と宗教―ローマ書十三章解釈史=影響史の研究(宮田光雄)

国家と宗教の問題は、ヨーロッパ政治思想史を背骨のように貫いている。とりわけ、「すべての人は上に立つ権威に従うべきである」とするローマ書十三章の言葉は、この問題において比肩しうるもののない影響を後世に与えてきた。その膨大な解釈史に分け入り、ヨーロッパ政治思想の普遍的価値を明らかにした著者積年の研究の集大成。(購入する)



著者:宮田光雄
価格:税込9,240円
出版社:岩波書店
発売日:2010年4月9日
ページ:544ページ