2010年1月29日13時30分

ハイチ被災者緊急支援募金アピールを開始 NCC

<a id="caption" href="http://photo.christiantoday.co.jp/photo-news-1016.html">首都ポルトープランスをパトロールする国連部隊。現地では食料と避難場所の不足が深刻化しており、首都では略奪事件が発生している。</a>

 ハイチ大地震の被災者を助けようと、日本キリスト教協議会(NCC)国際わかちあい委員会は緊急支援募金アピールを開始し、関係教会や団体に募金を呼び掛けている。



 ハイチ政府などによると、今回の大地震による死者は少なくとも約17万人で、被災者は最大で300万人に上るとされる。首都ポルトープランスでは官公庁や学校、病院など多くの建物が倒壊。大統領宮殿や財務省など政府庁舎、駐留する国連部隊の施設も被害を受けた。20日には、マグニチュード6・1の余震が発生しており、住民は余震による建物崩壊を恐れ、野外での生活を余儀なくされている。



 募金期間は6月30日までで、目標金額は500万円。ゆうちょ銀行の口座振り込みで受け付けている。振込先は、日本キリスト教協議会(口座番号00180・4・5788)で、通信欄には「ハイチ大地震被災者支援」と記入。問い合わせは、同委員会(03・3203・0372)。