2009年11月30日17時02分

OM伝道船『ドゥロス』号、09年一杯で運行停止

世界最古の現役客船「ドゥロス号」=後藤献一氏提供
世界最古の現役客船「ドゥロス号」(写真:後藤献一氏提供)
「ドゥロス号」最大の目玉「船上書店」。店内には所狭しと6000種類(50万冊)に及ぶ書籍が並べられている=後藤献一氏提供
「ドゥロス号」最大の目玉「船上書店」。店内には所狭しと6000種類(50万冊)に及ぶ書籍が並べられている(写真:後藤献一氏提供)

【CJC=東京】宣教船によって世界の海に伝道する団体『オペレーション・モビライゼーション』(OM)の所有船『ドゥロス』号が今年一杯で運行を止めることになった。『ドゥロス』号は同団体所有船としては1914年建造された95歳で最古参。あのタイタニック号の悲劇から僅か2年後のこと。

最近は年中修理に追われており、今後も運行を続けるためには修理代が1000万ユーロ(約13億円)と多額に上ることから、当初計画されていた2010年9月停止を早めたもの。