2009年10月8日09時49分

【新刊】 十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム―ヴィルヘルム帝政期における神学の社会的機能についての研究 (深井智朗)

プロイセンを中心として統一された「ドイツ帝国」のナショナリズムを支えるイデオロギーとして、プロテスタント神学はいかなる役割を果たしたのか?本書は、ヴィルヘルム帝政期(1871‐1918年)ドイツにおけるプロテスタント教会と神学の多様な潮流を分析し、神学思想と社会・政治的文脈との隠された「絆」を解明した、初めての包括的研究である。(購入する)



著者:深井智朗
価格:税込3,675円
出版社:教文館
発売日:2009年9月
ページ:465ページ
ISBN:4764273004(ISBN‐10)
978‐4764273009(ISBN‐13)



【著者紹介】

深井智朗:1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部修了。Dr.Phil.(アウクスブルク大学)、文学博士(京都大学)。現在、聖学院大学総合研究所教授。



【著書紹介】

▽ 「超越と認識―20世紀神学史における神認識の問題」(税込6,930円、創文社)

▽ 「ハルナックとトレルチ―聖学院大学大学院講義」(翻訳)(税込1,890円、聖学院大学出版会)

▽ 「アーレントとティリッヒ(叢書・ウニベルシタス)」(翻訳)(税込2,310円、法政大学出版局)