2009年5月26日09時04分

教皇使節が宗教改革の重要地ウイッテンベルグを初訪問

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)のドイツ駐在使節ジャン=クロード・ペリセット大司教が5月13日、宗教改革の火の手が上がったウイッテンベルグを訪問した。1521年に教皇レオ十世によってマルチン・ルターが破門されて以来のこと、と英カトリック週刊誌『タブレット』が5月21日報じた。



 2017年の宗教改革記念に備えた「ルターの10年」シンポジウムで、大司教はルターのカトリック時代について講演、ルターは信仰を「より良い社会を築く力」と見ていた、と語った。