2026年6月25日12時01分

韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

新天地イエス教証しの幕屋聖殿/李萬熙/イ・マンヒ
キリスト教の異端とされる韓国の新興宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)の教祖である李萬熙(イ・マンヒ)総会長(写真:韓国クリスチャントゥデイ)

韓国の検察と警察の合同捜査本部は24日、キリスト教の異端とされる同国の新興宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)の李萬熙(イ・マンヒ)総会長(94)を、政党法違反容疑などで逮捕した。

韓国の聯合(れんごう)ニュースによると、李氏は2021〜24年、大統領選や総選挙などに影響力を行使する目的で、保守系最大野党「国民の力」に大量の信者を強制的に入党させた疑いが持たれている。合同捜査本部は、教団の各支部が入党を促すことで、5万6千人以上の信者が入党したとみているという。

合同捜査本部は、新天地や世界平和統一家庭連合(旧統一協会)などの宗教団体と政界の癒着を捜査する目的で、1月初めに設置された。同月末には、新天地の本部や李氏の住居などを家宅捜索していた。

李氏は22年、教団施設建設を巡る横領罪と、自治体の承認なしに公共施設で宗教行事を行ったことによる業務妨害罪で有罪が確定し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡されている。