2026年6月24日18時10分

救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

救世軍清瀬病院
救世軍清瀬病院(写真:Nyao148 / CC BY-SA 3.0)

救世軍は23日、運営する救世軍清瀬病院(東京都清瀬市)について、11月下旬をめどに全ての診療を終了し、2027年3月末で閉院すると発表した。具体的な理由については触れておらず、「諸般の事情」としている。

昨年6月には、救世軍ブース記念病院(同杉並区)を閉院し、医療法人社団城東桐和会(タムスグループ)に事業譲渡しており、それに続くもの。ブース記念病院の閉院については、近年の医療制度改革や新型コロナウイルスの影響などで経営が悪化していたこと、デジタル化対応や設備投資の継続が困難と判断したことなどを理由としていた。

清瀬病院は、末期患者の心身の痛みを和らげるホスピスも行っており、ホームページによると、病床数はホスピス緩和ケア病床15床を含め75床。長期療養を受けながら生活する同病院内の介護医療院「シャロン」も併せて閉院する。

発表では、患者・入所者が安心して療養生活を継続できるよう、本人や家族の意向を十分に確認しながら、地域の医療機関・介護関係機関と連携し、転院先や入所先などの調整を進めるとしている。

清瀬病院は、結核の療養施設だった杉並療養所(ブース記念病院の前身)で受け入れきれない患者のために、1939年に開設された清瀬療養園を前身とする。清瀬病院が閉院すれば、救世軍が運営する病院はなくなることになる。