私はこう考えます。少しだけ蒔(ま)く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。……蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。……惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。(Ⅱコリント9:6~11)
6月の日々に、神様からの「恵みの雨」を期待して歩んでいきましょう。実はこの6月、私たちの教会にとって大きな節目です。松山の会堂が献堂されて40年、私も牧師に任命されてちょうど40周年。聖書的にも価値ある区切りの時となります。
世の中は、中東情勢の影響による「原油不足」の話題で、政府や会社が「備蓄は十分にある」といくら説明しても、マスコミが不安を煽り、人々の心に「欠乏感」を植え付けています。その結果、皆が予備を買い込み、本当に物が不足してしまうのです。去年の「お米不足」もそうでした。不安というマイナス思考が実体のない不足を作り出してしまいます。
しかし、私たちクリスチャンの歩みは、世の中とは全く違う力に支えられています。世の中が不安や不平に沈んでいるときこそ、私たちは神様の恵みにつながる「聖書的な生き方」を確立しなければなりません。
今日は、神様が備えてくださる「恵みの循環」について、4つのポイントで確認していきましょう。
1. あなたは恵みの種を豊かにまいていますか?
パウロは「少しだけまく者は、少しだけ刈り取り、豊かにまく者は、豊かに刈り取る」と語りました。私たちは「何か良いことがあったら感謝しよう」とか、先に恵みを受け取ることばかりに心を奪われていないでしょうか。
収穫を期待する前に、まず自分から恵みの種をまくという「原因」を作る側に立つことが大切です。受け取り手としてだけではなく、自分から周囲に愛や笑顔の種をまく「まき手」としての人生へと、歩みを整え直しましょう。
2. 豊かにまく人、与える人を祝福してくださる神様!
私たちが豊かに与えることができるのは、神様が、豊かに与える人を愛し、祝福してくださる方だからです。神様は私たちから無理やり取り立てるような方ではありません。天地宇宙を造り、命を与え、何より独り子イエス様という最高のプレゼントを与え、私たちのためにイエス様は十字架で命まで与えてくださいました。
この「与える神様」に、私たちも豊かに与えるという信仰の姿勢で結び付くことができます。
3. まず豊かにまき、与え、ささげることからスタート!
恵みの循環をどこから始めるか。それは「与えられたら」ではなく「まず自分から」です。神様がまず私たちを愛してくださったように、私たちも自分から最初の一歩を踏み出しましょう。
それは家庭での明るいあいさつかもしれませんし、誰かのために行動する小さな奉仕かもしれません。条件が整ったらと後回しにするのではなく、まず自分が種をまくところから始めていきましょう。
4. 与えることで生まれる豊かさを実体験しよう!
豊かにまく姿勢は、あなた一人にとどまらず、周囲や教会全体に恵みの循環を生み出します。これは、クリスチャンだけが知る独特のノウハウです。
不平不満やマイナス思考が渦巻く世間にあっても、私たちがワクワクしながら恵みの種をまき続けるとき、神様は想像を超える収穫を備えてくださいます。信仰によって具体的に行動し、神様が生み出される本物の豊かさを、共に体験しようではありませんか。
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